『YAMATO2520/VOL.2 YAMATO発進!!』
2026年 01月 25日
「ヤマト」のファンであればあるほど、この『2520』には嫌悪感というか、拒絶反応が起きるのかもしれない。それはそうだろう。
シド・ミードがデザインした艦は格好良いけれど、あの戦艦大和が宇宙を翔るイメージには到底及ばない。
キャラクターのデザインも今風(当時の)であっても、所謂”松本零士ライン”とは似ても似つかない。
つまり「ヤマト」を名乗っていても、「ヤマト」とは似ても似つかぬ作品、それが『YAMATO2520』だと言えるからだ。
しかし若者たちがチャンスをものにし、未知の世界へと乗り出していくという西崎イズム、『新たなる旅立ち』や『ヤマトIII』を経て、あるいは非「ヤマト」作品である『宇宙空母ブルーノア』や『オーディーン/光子帆船スターライト』を経てのムーブメントは、立派に「ヤマト」を継承する作品だと思うのだが……やはり詭弁か。
素人たちの烏合の衆があっさりと新ヤマトを建造できてしまったり、その結果「銀河百年戦争」が再開されてしまったことに、この連中が何の良心の呵責も覚えていないように見えることなどなど、ドラマ上これで良いのかと思う部分は幾つもあるけれども、完成間近のヤマト、迫る敵の超大型ミサイル、始動しないエンジン、果たしてヤマトは間に合うのか?といったパート1以来の発進に至るシークエンスはハラハラドキドキ、と同時にワクワクもさせてくれる。
これだけでも「ヤマト」のシリーズの1本として認めてあげても良いのではないか、と思う。
もっともこの作品、未完だから良いのかもしれない。
もし当初の予定通り完結していたら、今以上に批判されていたか、スルーされていた可能性も…?
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/9953913/





