『フライング・コップ』
2026年 02月 05日
レスリー・ニールセン扮するフランク・ドレビン警部補の活躍(?)を描く刑事ドラマ。あまりの馬鹿馬鹿しさに僅か6話で打ち切られたという伝説の作品だ。
密度の濃いギャグがTV向きではないと判断され、それならばと映画化したのが先ごろ約30年ぶりに新作が作られた『裸の銃を持つ男』シリーズ、というワケ。
ちなみにこの邦題は、シリーズの生みの親ZAZトリオとニールセンが初めて組んだ『フライング・ハイ』に由来している。
ドレビンと上司のエド、相棒のノードバーグ、背が高くて顔が映らない同僚のアル、鑑識課のテッドといったお馴染みのメンバーは既にこのTVドラマ版から登場(テッド以外は別キャスト)。
スペシャル・ゲスト・スターはオープニングで紹介された途端に殺されちゃうし(それ以外にも意外なゲスト出演者がいるのだが)、エイブラハム・リンカーン役で毎回クレジットされているレックス・ハミルトンはオープニングしか出てこない。
他愛のない言葉遊びやベタな笑い――例えば「エンドロールが流れる際はラストカットの静止画像」というあちらのTVドラマのお約束を捩り、ただ出演者が動きを止めてるだけで、注いでるコーヒーがダラダラと零れてたり、一部の人間は動いていたり、途中で表情を変えたり・・・といったナンセンスなギャグが毎回毎回「これでもか」と盛り込まれていたりする。
冗長な映画版と違い、各エピソードが30分というのも丁度良い感じ。
映画は映画でドレビンの恋人がレギュラー化したりで、それはそれで華やかだし愉しいのだけれど、その一方で何でも知ってる街の情報屋(靴磨き)のようなキャラクターが割愛されちゃったりで、その辺はちょっと物足りない。
またそのどっちの良さも損なっているのが、残念ながら先日見た最新作かなあ。
以前出ていたVHSは3話ずつ、『フライング・コップ/知能指数0分署』と『フライング・コップ2/二度笑う奴は三度死ぬ』の2本にまとめられていたが、DVDは3話ずつ収録の2枚組だ。





