『レンフィールド』(2023)
2026年 02月 07日
ニコラス・ホルト&ニコラス・ケイジのコンビで送る『ドラキュラ』のコメディリメイク版。これも頓挫した<ダーク・ユニバース>の副産物の一つなのだろう。
パワハラ、モラハラの上司ドラキュラ伯爵にこき使われている、気弱な下僕のレンフィールド。セラピーに通い、自分を見つめ直し、勇敢な女性警官と出会ったことから遂に上司に反抗?!
これに麻薬の密売で街を牛耳っているファミリーの抗争劇が絡んでくる、というお話。
ヒロインの女性警官役は、というと、『オーシャンズ8』、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』など大作、話題作の出演が続き、アジア系のコメディエンヌとして持て囃されているオークワフィナ。
レンフィールドとの関係も”恋人”ではなく、”同志”とか”戦友”といった感じなので、所謂カワイコちゃん女優でなくて正解なのだろう。
大真面目にドラキュラに扮してるニコラス・ケイジはちょっとベラ・ルゴシっぽいし、時折クリストファー・リーを意識してるのかな?と思わせる表情も見せてくれるので、意外にはまり役。
反対にニコラス・ホルトの方が、中途半端な二枚目ヒーロー風の固い演技なのがちょっと気になる。
笑えるか笑えないかで言えば、血の量は相当凄いし、かなりグロい演出もあったりで好みとは言えないが、実際に<ダーク・ユニバース>が始動した場合でも、これくらい毛色の違った作品が混じっていても良かったんじゃないか?と思えるくらいには愉しめた。
また同時期にユニバーサルはもう一本、『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』という『ドラキュラ』のリメイク映画も作っているので、見比べてみるのも一興。
元々別企画だったのか、それとも一つの企画が枝分かれしたのか、さてどうなんだろう?





