『綺麗にしてもらえますか。』#3
2026年 03月 03日
夏も終わりに近づき台風が接近。
大荒れの天気の中、金目さんの店の庭の木が折れて洗濯機を倒してしまう。
折しも学生鞄を取りに毬祥が店を訪れていたため、洗濯機をおこすのを手伝い、一緒に店にとどまってくれることになる。
その夜、金目さんは自分に関わるある出来事を毬祥にぽつりぽつりと語り出す。

シチュエーションとしてはかなり甘酸っぱい。
明らかに毬祥クンは金目さんを異性として意識している(雑誌に載っている金目さんの水着姿に思わず目を奪われているし)。
その金目さんの手料理を味わい、おまけに一緒の部屋で寝る。
しかも金目さんはかなり寝相が悪く、何やら見えちゃいけないものまで飛び込んでいるような…?
対する金目さんは大らかなのか鈍感なのか、自分が思春期の男の子の目にどのように映っているのか、まるで考えていない。
あまりに無防備すぎる。
毬祥クン、ぐっすりとは寝られなかったろうなあ。
一応ラブコメではないので、斯様な展開にはならずに健全なままで終ったのだが、金目さんの子供っぽさ(雷が怖い)と、包容力のあるお姉さんらしさ、そのどちらも垣間見られるそんな一挿話。





