『弓道部の美人な先輩が、俺の部屋でお腹出して寝てる』 四条彼方
2026年 03月 06日
飴本透也は、癒やしと平穏を愛する高校生だ。
ある夜、透也は弓道部主将の綿貫璃乃と遭遇する。
コンビニで大量のエナジードリンクを買い込む彼女の姿は、どこか不憫だった……。
璃乃がまわりの期待に応えるべく、毎日頑張りすぎていることを知った透也は、彼女を助けようと決意する。
『癒やし』について詳しい透也が、全力を出した結果――
「んぅ……うへへ」
「また幸せそうな顔で寝てるし……」
璃乃はすっかり、透也の部屋に入り浸るようになってしまった!?
普段は凛としたつよつよ先輩が、俺の前でゆるゆる無防備になっていく、ご褒美系ラブコメ!
透也が璃乃に接近するのは、クラスメイトである璃乃の妹・紫音と仲良くなりたいからだが、別に紫音に恋愛感情を抱いている訳ではない。
また透也と璃乃が仲良くなれたのは、透也の姉・芽衣がクラスは違うとは言え璃乃と同級生だから、というちょっと入り組んだ相関関係がある。
そして璃乃は璃乃で、最近紫音との関係があまり良くないから仲直りしたいと思ってる、という動機がある。
それに透也と璃乃の接点も、透也の友人が弓道部で、その恋人も同じ弓道部で、弓道部では恋愛禁止という噂が流れてて、それを解決するために一肌脱いで…という具合にややこしかったりもするのだが、別に読んでいて混乱するということもないので、クライマックスでメインキャラ勢揃いの一大バトルシーン(?)も愉しく読むことが出来た。
展開としては最初は璃乃が透也のことを気になりだし、最後は透也も璃乃への気持ちに気付く、という流れ。
ただ続きがあるとすれば、紫音が多少なりとも透也のことを気にしだしているので、今後は姉妹で透也を巡って…などということもあるかもしれない。
飴本透也は、癒やしと平穏を愛する高校生だ。




