『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』
2026年 04月 10日
アイアンマン=トニー・スタークの”遺産”の継承者としてのピーター・パーカーの物語が、ここに閉じられたからだ。
もっとも迷走気味の<マルチバース・サーガ>のこと、トニー・スタークそっくりのドクター・ドゥームがヴィランとして登場するのに続いて、トニー・スタークその人もサーガに呼び戻そうという動きがあるとかないとか聞こえてくるので、せっかく閉じたはずの物語が再び始動する、なんていうことが起こらないとも限らない。なにせ既に「復帰はない」としていたスティーブ・ロジャースの(どんな形になるのかはまだ不明だが)再登場は確定しているのだから、もう何を信じて良いものやら、だが。
それにしてもこれは希有な作品だと思う。
<MCU>世界の話でありながら、それに先行する『スパイダーマン』三部作と『アメイジング・スパイダーマン』二部作という別々の世界のキャラクターたちを単に顔見せで集めただけじゃなく、それぞれの物語の「その後」としてきちんと描いているからだ。
これまでの<MCU>だけでなく、『スパイダーマン』と『アメイジング・スパイダーマン』という二つのシリーズのおさらいも必要になったという弊害はあるにせよ、ある程度の予備知識があれば必ずしも履修は必要ないように作られているのが救いでもある。
逆にもう「閉じてしまった」世界の物語を再活性化(言葉は悪いが事実上の再商品化)に道筋を立てたという点でも、これは評価すべきなのではないかと思う。
そしてそれを受けて今夏公開される4作目『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が、どういう展開になるのかも非情に気になる。
世界から忘れられたスパイダーマン=ピーター・パーカーはそのままなのか。
MJやネッドとの再会は叶うのか。
また他の<MCU>作品や、非<MCU>である他のマーベル・コミック作品との関係は?
最近では特にDisney+で配信されている『デアデビル:ボーン・アゲイン』との関係も取り沙汰されているし、色々な意味で突破口を切り開いてくれる作品になっていることを期待したい。
そういやエディとヴェノムが残したアイツは今どうなっているのやら…?
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/29804409/
https://odin2099.exblog.jp/29935708/
https://odin2099.exblog.jp/30117926/





