『ザ・フラッシュ』
2026年 04月 13日
その中では、個人的には一番盛り上がるオープニングで始まる映画。
バリーの日常生活を描いていると思いきや、あちらこちらで事件勃発。
で、不満タラタラながら駆り出されるバリー=フラッシュの大活躍。
バットマンも結構活躍するし、短い出番ながらワンダーウーマンも相変わらずオイシイ登場の仕方をしてくれる。サイボーグは出てこないし、スーパーマンも名前だけというのは色々な”大人の事情”というヤツが絡んでいるんだろうけれど、少なくてもジャスティス・リーグが健在だってことがわかっただけでも嬉しい。
しかしこれが見納めとはねえ。
ベン・アフレックのバットマンも、ガル・ガドットのワンダーウーマンも気に入っていたんだが。
「掴みはOK!」の後はバリーの個人的な物語へと転化する。
母を失い、今また父をも失おうとしているバリーが、何とか過去を変えて両親を助け出そうと奮闘するお話になっていく。
超高速で移動できるようになると、なんで時間の壁を飛び越えられるのかの理屈がよくわからないのだが、首尾良く過去へ戻ったバリー。
だがそこでなんやかややらかしてしまったことで、歴史は大きく変わってしまう。
未来から来たバリーと、過去(というか作品世界での現在)にいるバリー、二人が同時に存在することで事態はどんどんややこしいことに。
ゾッド将軍はやってくるし、スーパーマンはいないし、バットマンも別人。
二人のバリーのドタバタは面白い(バリーとバリーのバディ物になる)し、まさかマイケル・キートンのバットマンをもう一度拝めるとは思わなかったし、コメディ要素も強まって愉しめるのだが、結局は強烈なしっぺ返しを食らって事態は混乱を極めたまま終ってしまう。
マーベルの『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』では、マルチバース設定を活かして『スパイダーマン』三部作と『アメイジング・スパイダーマン』二部作という、現行の<MCU>とは別世界のスパイダーマンを召喚させることで過去作へスポットを当てることに成功したが、本作ではマイケル・キートンに加えてジョージ・クルーニーも登場させることで過去作である『バットマン』四部作を再活性化させることが出来たか?というとちょっと微妙。
物語内でその設定が上手く活用されず、単なる賑やかしで終ってしまっているような気がしないでもない。
そして最後には新たな世界が誕生してしまい、そこではアクアマンは頼りになるんだかならないんだかわからない有様だし、スーパーマンやワンダーウーマンらが健在なのかも不明なまま終ってしまうので、遅かれ早かれこのユニバースは閉じる運命だったのだろう。
次の『ブルービートル』は他の作品との関係性が希薄だし、最終作となった『アクアマン』の2作目も有終の美を飾るような作品ではなかったし。
そういえば劇中では歴史改変の証拠として、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主演俳優がマイケル・J・フォックスではなくエリック・ストルツだというネタがしつこく出てくるんだけれど、あれはなんだったんだろう?
『BTTF』はワーナー映画じゃないしなあ。
他にも『スター・ウォーズ』ネタもあったっけ(字幕だと「シスの暗黒卿」で吹替えだと「パルパティーン」になってるが)。
<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/30353550/





