『七色仮面/スリー・エース 真昼の誘拐指令』(1960)
2026年 04月 14日
目的を同じくする3人の悪人――スペード仮面、ダイヤ仮面、ハート仮面が、表面上は手を握りながらも裏では互いに出し抜こうと腹の探り合いをするという展開で、そこに神出鬼没の七色仮面が現れてちょっかいをかけるというお話。安藤三男と潮健児の共演がジャンルファンには嬉しいところ。
七色仮面はまず変装して現れるのだが、殆どの場合は蘭光太郎の素顔を晒した状態。
これでなんで誰も七色仮面=蘭光太郎だと気付かないのだろうか。
また蘭光太郎の姿が消え、次いで少し離れた場所から七色仮面が姿を現すのだが、これは瞬間移動能力でも持っていないと出来ない芸当かと。
七色仮面の本当の正体は何者なんだろうか。
まあ、これは同じ川内康範原作の『月光仮面』にも言えるのだが、テレポート能力を持っているか、さもなきゃ複数人が同じ扮装で入れ替わったりしてないと無理なんじゃなかろうかと思う。
こういう約束事にある程度きちんと理屈を付けるようになるのは、やはりウルトラマンや仮面ライダーあたりからなんだろうか。
悪人たちの狙いは富豪の家に隠されているという金の延べ棒。
ところが富豪の家族は皆そんなものは知らないと異口同音に語る。
嘘つきばかりなのか、それとも本当に家族が与り知らぬことなのか。
次回が「スリー・エース」編の完結編となる。





