『緋色の研究』(1933)
2026年 04月 29日
レジナルド・オーウェンのホームズ、ウォーバートン・ギャンブルのワトソンのコンビで送る<シャーロック・ホームズ>物で、監督はエドウィン・L・マリン。秘密結社らしき謎の団体の構成員が不可解な自殺を遂げ、その後もメンバーが次々と殺されていき、現場には謎のメモが残されている、というお話なのだが、もう何が何だかサッパリわからなかった。
殺人事件そのものは、クリスティーの『そして誰もいなくなった』と同じような展開なのだが、何せこの団体がどういう組織なのかがわからないし、その構成員もどうやって選ばれたのかわからない。
そのリーダー格の弁護士をホームズは毛嫌いしているのだが、どうも過去の事件で何らかの因縁があったっぽい。
弁護士も弁護士でホームズを目の敵にしているようだが、このあたりもウーン。
そもそも原作の『緋色の研究』ってこんなお話じゃなかったよなあ。
題名だけ借りてきたオリジナルストーリーってとこだけど、なんでこんなお話になっちゃったんだろう?
オーウェンのホームズはちっとも名探偵に見えないし、ワトソンはホームズのオマケ扱いで、時にはスルーされることも。
原作を改変するなら、せめて原典よりも面白くして欲しい。





