『トレジャー・キングダム』(2004)
2026年 04月 30日
平和な国エンドーラに、邪悪な王ザントスとその姉で魔女のズラヤ率いる軍隊が攻め込んできた。折しも国王が崩御し、娘であるアリアナが女王として即位したばかり。
たちまち城は攻め落とされ、アリアナは囚われの身となってザントスとの結婚を強要される。
だが地下牢に閉じ込められていた女スリによって婚礼の場から逃れたアリアナは、国を奪還するべく言い伝えに基づき旅に出る。
だがザントス軍は執拗に彼女たちを付け狙っていた。
主演は元WWE女子世界チャンピオンのレスラー”セイブル”ことレナ・メロ。
他の出演者はアンソニー・デロンギス、カテリーナ・ブロゾワ、ダニエラ・クルハット、エバ・アイチャメジャー、ペドワ・ビーラックら。
製作・監督はロイド・A・シマンデルで、どうやら劇場用作品ではなくTV用の映画である。
ジャケットには「遠い昔 世界のどこかで」と書かれているし、ビジュアルがなんだか『スター・ウォーズ/エピソード3 シスの復讐』っぽいのだけれど、もちろんスペースオペラなんかじゃなく、ヒロイックファンタジーの系譜。
石に刺さった剣を抜き取って力を得るなんて「アーサー王伝説」からのイタダキだ。
ただお話は全体的によくわからない。
メインはお姫さま、じゃないや女王陛下と、彼女に付き従う女スリ(盗みを働いたところを女王陛下に捕まった)と、刺客として送り込まれたものの女王陛下側に寝返った女戦士と女性ばかり。
女王の従者みたいな騎士は、途中で女王を逃がすために犠牲になってしまう。
対する悪側も魔女が目立っていて、やけに弟王にまとわりつくから、てっきりこれは重度のブラコンなのか?と思ってると、己の野心のためにあっさり弟王を毒殺するという猛女だった。
その両陣営で、要はお宝の奪い合いみたいなことをするのだが、女王様は弱くてすぐ危機に陥るし、捕まるし、そのお宝によって最後は時空を飛び越えちゃったかで、「冒険はこれから始まる」でENDって、そりゃどういうこと?
続編を作る気満々?
セイブルはディーバの頃からダイナマイトボディが売りで、確か「PLAYBOY」誌かなんかでヌードを披露したりもしていたので期待していたんだが、本作では多少はボディーラインが出るものの、露出はかなり抑えられた衣装なのでガッカリ。
むしろ魔女ズラヤの方が、アリアナ女王より美人でセクシーだと思うんだが、こちらも露出は高くない。
この手の作品はそっち方面もウリなんだろうから出し惜しみは頂けないが、もしかして高尚な映画を作ってるつもりだったのかな。





