『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』アニメ#8
2026年 05月 30日
就職と音楽、2つの進路に迷うあかねは、何を聞かれても上の空。
それを見かねたやえかは、ぼたんたちも誘って銭湯に赴く。
湯船でジンランからいぶきとの関係性を聞かれたぼたんは答えに困ってしまい……。
ぼたんと奥多摩を訪れたいぶきはお気に入りのビールを買って大喜び。
清流の自然の中でお酒を楽しむのだった。
ジンランが加わってから、メンバーに人間関係が一気に進み始めた。
意図してか意図せずか、いずれにせよジンランの言動が、それぞれの想いを後押ししているのは間違いない。
いぶきへの想いを秘めたかなでは、いぶきとぼたんの関係を見て、自分には脈がないであろうことはわかっている。
ぼたんはいぶきへの好意が人として、友人としての「好き」なのか、それとも恋愛的な意味での「好き」なのか自分でもわかっていないが、正面切ってジンランに問われたことで、いつまでも目を背けている訳にはいかないことに気付かされる。
また、あかねとやえかの関係にも若干の変化があり、そしていぶきは…。
登場人物たちが自ら心情を吐露したり、愛を語り合うような台詞もないし、肉体的な接触を伴うような直接的な描写もなくて、ちょっとした視線、仕草、そういったもので視聴者に”何か”を伝えている。
ボーッと見ているだけでは、同じ寮で暮らす女子大生の日常生活を緩く語っているだけの作品に見えるかも知れないが、作中に散りばめられた何気ないサインに気付けば、”行間を読ませる”タイプの恋愛モノとして深みに填まっていくだろう。
就職と音楽、2つの進路に迷うあかねは、何を聞かれても上の空。




