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『ファントム・エンパイア』(1987)

『ファントム・エンパイア』(1987)_e0033570_21305004.jpg”失われた文明”、幻の地下帝国ライアの財宝を目指す冒険家の一行は、手掛かりを求めて洞窟に侵入。
そこは「恐るべき食人族!(クレジットは”ミュータント”)」に、「謎のロボット!(『禁断の惑星』の出演スターにそっくりで、クレジットも”ロビー”)」、それに「アマゾネス軍団!」と「恐竜たち!」
しかもその世界を統べている女王は、宇宙船が壊れて帰れなくなった「宇宙人!!」
――という何でもありの世界だった。

スーパーメカと呼ぶにはあまりにチャチな乗り物や宇宙船は出てくるわ、囚われの美女は丸焼きにされそうになるわ、アマゾネス同士のキャットファイトは始まるわで、如何にも「オレの好きなモノ、全部ぶっ込んでみました!」な「特盛り」どころか「爆盛り丼」みたいな映画になっている。
しかも冒頭で「全て真実だ」と断言し、最後は「パート2に乞うご期待!」で勝手に終ってしまう。

そんな映画を製作・監督したのはフレッド・オーレン・レイで、出演はロス・ハーゲン、ジェフリー・コムス、ドーン・ワイルドスミス、ロバート・クォリー、スーザン・ストーキー、それにラス・タンブリンにシビル・ダニングが特別出演扱いという具合に、それなりにツボは押さえている。
ちなみに『宇宙要塞からの脱出』の続編とかいう紹介記事を読んだことがあるような気がするが、お話は全然繋がってない。

旨そうなモノをぶっ込めば美味しい料理が出来る、とは限らないのと一緒で、この映画も激マズとまではいかないが胃もたれ必至の濃厚さ。
二度と食うもんか、と思っていても、何年か経つと懐かしくなる味ってことで、今回が約30年ぶり二度目の鑑賞。
映画自体はつまんないんだけど、やっぱワクワクは止まらないな。

【ひとりごと】
特別出演の割に出番が多いシビル・ダニング
胸元がザックリと開いたタイトなコスチュームに身を包んでいるので、動く度にこぼれ落ちそうでハラハラする(が見えない!)。


by odin2099 | 2026-06-02 21:34 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

悪文礼賛


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