『スーパーガール』(2026)
2026年 07月 08日
前作『スーパーマン』が自分好みの作品じゃなかったけれども、この『スーパーガール』もおんなじ。
まず舞台が地球じゃない。地球もチラっとは出てくるけど、基本的には他の惑星。
黄色い太陽の惑星、赤い太陽の惑星、緑の太陽の惑星…行く先々でスーパーガールの能力に差異を生じる、というのは面白い切り口だったかも。
ただ地球じゃないんだけど妙に西部劇タッチで、それでも地球じゃなく地球人が出てこず、それでいて言葉は殆ど通じるというのに違和感があって、なんだか居心地の悪い思いをした。
SFと西部劇の融合、『スター・ウォーズ』シリーズはなんか上手いことやってたけどねえ。
復讐云々も、言ってることとやってること、違ってね?と思っちゃうともうダメ。
成り行きでスーパーガールことカーラとバディを組むことになる女の子、ルーシー。
この娘が頑固でワガママでしつこくてウルサイ。
「ここにいろ」とか「動くな」というカーラの指示は悉く無視し、その結果ワルモノに何度もとっ捕まってカーラの足を引っ張る。
これでもう少し可愛げがあったり、弱さ故に役立たずならばまだ許せるところだけど、猪突猛進なだけで殆ど反省の色なし、と来たもんだ。
そしてスーパーガール。
『スーパーマン』のラストに出てきたときは、まま可愛いと思ったのだけれど、俠気はあれどやさぐれて飲んだくれで、共感も同情も応援も出来なかった。
ビッチじゃないだけマシってとこで、これが同性の共感を得るキャラクター設計なのかなあ。
お馴染みのコスチューム姿を披露してくれるのもラストの十数分くらいだったし、清楚可憐で品行方正とまでは求めていないが、次の『スーパーマン』映画に出るときはもう少しヒーロー然とした活躍を見せて欲しい。
ただ製作中のゴタゴタやワーナー売却にまつわるアレコレとか、先行き不安だらけだなあ。





