『才女のお世話/高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました』#4
2026年 07月 16日
アニメはまだ始まったばかりだけど、思えば遠くへ来たもんだ。
10巻は生徒会選挙の完結編。
そして11巻12巻は文化祭のお話。
選挙戦を通じ、そして生徒会役員として伊月はどんどん成長していく。
ここのところはその伊月の、”成長”というより成り上がって行く様が面白い。
ビルドゥングスロマンというか。
此花家や此花グループの内部にも食い込み始め、今後は伊月が此花家及び此花グループを乗っ取って行く、というような展開にすることも不可能ではない立ち位置になりつつある。
その一方で、かつての友人たちからは「住む世界が違いすぎる」と距離を置かれ始めたのは淋しいところだろう。
ではラブコメとしての面白さが薄まっているかというとそうではなく、雛子、麗美、成香、百合との関係が、それぞれ次の段階へ進みつつある。
更に最初期からのサブヒロインであるところの静音や可憐も、ここへ来て伊月のことを強烈に意識し始め、当人にその気は全くないだろうが、このままではよりどりみどりのハーレム状態に?
ただこのまま20巻30巻…と続いていくこともないだろうから、そろそろ物語の着地点――伊月はどういう仕事を選ぶのか、そして雛子とはどういう関係に落ち着くのか――が提示されても良いのかなとは思う。
また伊月と雛子の間をかき回しそうな新キャラクターが出てきたので、まだまだ当分終ることはないのだろうが。






