『仮面ライダーＢＬＡＣＫ／恐怖！悪魔峠の怪人館』（1988）

ＴＶシリーズ３７話と同時進行と思われる、北海道は夕張ロケを敢行した劇場用新作第２弾。

ゴルゴムに占領された夕張市を取り戻すために抵抗を続ける地下組織のリーダー役として、夕張市長の中田鉄治（当時）がＴＶに続いて特別出演し堂々たる存在感を見せている。

＜劇場用仮面ライダー＞お約束の「再生怪人部隊」も登場、レギュラーシリーズに先駆けての「もう一人の仮面ライダー」シャドームーンとブラックとの宿命の対決も描かれるなど、お祭りムードは満点。
劇場版ライダーとしてもかなり上出来の部類。

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ということで、これまた「しねま宝島」から転載。今見ると当時ほど熱気が感じられないものの、やはり面白い。

なお、ノンクレジットだがシャドームーンの声を演じていたのは寺杣昌紀。
この作品以降、東映のヒーロー番組では一部で顔出し出演もあるが声の仕事が増え始め、今では洋画や外国テレビドラマでは主役級として欠かせない存在である。