『007/ドクター・ノオ』(1962)
2006年 05月 26日
ちなみに原作の一作目は今度公開される『カジノ・ロワイヤル』で、この『ドクター・ノオ』は六作目の長編作品です。
本来なら順番に映画化すべきなのでしょうが、この頃は権利関係がゴタゴタしており、その調整の結果この作品からシリーズはスタートしたとのことです。
『DR. NO』邦題:007は殺しの番号公開:1963/06製作国:イギリス監督:テレンス・ヤング原作:イアン・フレミング出演:ショーン・コネリー、ウルスラ・アンドレス、ジョセフ・ワイズマン、バーナード・リー、ピーター・バートン、ロイス・マクスウェル若いショーン・コネリ....... more
「007 Dr.No - ドクター・ノオ -」 感想 007シリーズ第1作目!! 私が始めて007を観たのが中学生の時かな 確か「トゥモロー・ネバー・ダイ」か「ワールド・イズ・ノット・イナフ」あたりだったと思ぎ..... more
"DR. NO" [007/ドクター・ノオ] 先日、BS日テレで放映していた『007/ドクター・ノオ』を観ました。 -----story------------- 時は1962年、冷戦の真っ只中。 アメリカの要請で、月面ロケット発射を妨害する不正電波を防ぐ工作をしていたジャマイカ駐在の英国諜報部員「ジョン・ストラングウェイズ」とその新人助手「メアリー」が消息を絶つ。 英国情報部「MI6」に所属するエリート諜報員「007」こと、「ジェームズ・ボンド」は「M」から、その捜査を命じられる。 C...... more
007を今順番どおりに観ているところです。
1作目ということですがSFっぽいですよね。
でも音楽は一番好きかも・・
作品は今のところゴールドフィンガーです。
シリーズは全作一通り観ていますが、最新作に合せて観直そうかと。
作品によって内容にはバラつきがありますが(苦笑)
それでも「ジェームズ・ボンドのテーマ」が流れてくると、全て許せるかなぁ・・・。
原作の「ドクターノオ」も面白いんですよネ!
大量の鳥のフンに生き埋めにされて死んでしまうノオ博士。
基地から海岸に車両で逃走するボンドとハニー、
2人を追撃するノオの残党、犬の群れ、迎撃するボンド。
ンもうっ、読んでいてハラハラドキドキでした♪
個人的に映画版で好きなのは、腹黒秘書、ミスタロの自宅。
竹で組まれた涼しげなインテリア、ボンドに唾棄するシーン、
最後は爺さんの警官に連行されて退場なのが可哀想(笑)
ボッティチェリのヴィーナスに負けぬアーシュラの美しさ♪
なんてったってボンドガール第一号、パイオニアですからネ~☆
Mに叱られてもきびきびしてたコネリーは、当時は32歳でした。
それはさておき、ウルスラ・アンドレスは良いですね。
何故かこの人やラクエル・ウェルチのような、60年代のグラマー美人に心惹かれる今日この頃・・・(苦笑)。
007シリーズ、いま振り返るとコネリー時代は何とも言えない味がありますね。
御馴染み「ジェームズ・ボンドのテーマ」は流れますけれど、シリーズを見慣れているとちょっと違和感があったりしますね。
でもそれが、シリーズ第一作らしくもありますが。
まだまだ、「お楽しみはこれからだ!」(笑)
荻昌弘さんの冒頭の解説が始まる前に、映画のほんの一場面が出て来る。
沼でボンドが敵を刺し殺す。驚いて口を押さえるハニー。
これで「つかみはOK!」でした。
荻さんの解説の後は007の大活躍!子供心にワクワクしました。
以前は「解説なんてない方がいい」と思っていましたが、今はレギュラー解説者のいるTVの映画放送枠がなくなってしまったので、そうなると何か味気ない気もするようになりました。勝手なものですね。
僕は解説があった方が好きです。だけど、味のある解説者がいなくなった事も否めません・・・・・。
「007」シリーズを意識し出したのも、多分その頃。
解説者が常駐する番組は、地上波では「木曜洋画劇場」が最後だったでしょうか。
ただ解説者によってジャンルの得手不得手、向き不向きはあるはずなので、時には歯がゆい解説もありますね。
精一杯褒めてるけど、実は好きじゃないんじゃないの?とか興味ないでしょ?と言いたくなることも(苦笑)。
お金はかかるでしょうけど、一人の方に固定しないでジャンルに応じてローテーション組んで解説をしてもらう、なんていうのもアリかな、なんて考えたこともありますが。