『聖闘士星矢/神々の熱き戦い』(1988)
2006年 05月 29日
たまたま前作を観て『星矢』に興味を持った、ということは以前にも書きましたけれども、実際にTVシリーズを観だし、原作コミックも揃えて読んで、となったのはこの作品以降のことです。
その割にシリーズが完結してからは、自分の中では「過去の作品」という扱いになりつつあったのですが、昨今の再ブームの兆しを受けて、またまた関心が戻ってきました(笑)。
以下、「しねま宝島」から公開当時の思い出を含めて抜粋で転載しますが、あの頃のファン層は凄まじいものがありましたね、『キャプテン翼』然り。
この『星矢』の亜流作品(ですよね、ハッキリ言って)の『鎧伝サムライトルーパーズ』や『天空戦記シュラト』も含めて、キャラクターのみならず演じた声優さんへのミーハーな熱狂振りは色々話題になりましたけれど、今のファンは当時に比べるとどうなんでしょうか? やはり少なからず排他的なファンは存在するんでしょうかね。
× × × ×
『聖闘士星矢』はギリシャ神話をモチーフとしているが、この番外編では北欧神話をとりあげ、サンクチュアリのアテナの<聖闘士>(セイント)に対抗する、アスガルドの<神闘士>(ゴッドウォーリアー)を登場させている。ファンからの評判が良かったのか、或いはスタッフがこの設定を気に入ったのか、後にテレビシリーズが原作に追いついてしまった時に、つなぎとしてこれを再構成したオリジナルの<アスガルド編>を生み出すことにもなった。
瞬のピンチに現れる一輝、皆の友情の小宇宙(コスモ)によって黄金聖衣をまとう星矢、という展開は劇場作品全てにパターン化されて用いられているが、各キャラクターに見せ場が用意され、ファンには堪えられないものとなっている。女子中高校生の歓声で包まれた<東映まんがまつり>上映館は異様な光景ではあるが、内容的には原作やテレビを知らなくてもそれなりに楽しめる作りではある。
アバン・タイトルから流れる混声合唱を用いた横山菁児の重厚な音楽も、劇場作品ならではの荘厳さを醸し出している。
ジャンプから始まって、テレビ・映画にどっぷり。これでしばらくアニメブームから抜け出せなくなりました。ミーハーな熱狂者の一人です(笑)。
ゴッドウォーリアー編、内容も結構面白かったんですが、北欧らしく抑えた色彩が印象的した。見るからに寒そう(笑)。
でもあれだけはまっていたのに、アニメの北欧編が終了して、すっかり自分の中でピークが終わってしまったので、どのような最終回を迎えたのか全く覚えていません・・・
まさか映画館でキャーキャー黄色い声を張り上げていたりは・・・
してませんよね?(苦笑)
あれは凄かったなぁ、紫龍ファン、氷河ファン、瞬ファン、一輝ファン、それぞれ反応が違うんですね。
「今の顔、ヒドイ!」とか。
でも・・・
星矢ファンっていなかったなぁ(爆)。
しかも沙織さんにはブーイング。
ああ、つくづく女って怖いなぁ、と・・・(汗)。