『ファンタスティック・フォー/超能力ユニット』(2005)
2006年 06月 18日
マーベル・コミックスの代表的ヒーローで、グループ・ヒーロー物の魁。
これまでにも何度か企画は立てられていたようだが、今回が初の本格的映画化。日本では30年近く前に、当時のTVアニメ版が『宇宙忍者ゴームズ』という題名で放送されていた。
ヨアン・グリフィズやジェシカ・アルバなど、マニア向けではあっても一般的に知名度の低い主演陣や、この作品のいわばパロディーとも言えるディズニー=ピクサーの『Mr.インクレディブル』が大ヒットし、それと比較して見劣りすると判断され手直しを施されたという話を聞くにつけ、期待度は著しく低下していたのだが、意外や意外、充分に楽しめる出来になっていた。
4人の能力がビジュアル的に今ひとつ伝わりにくい面もあるものの、そのキャラクターの描き分けはしっかりと出来ているし、特別な力を得てしまった彼らの苦悩も、娯楽映画の邪魔にならない程度にきちんと盛り込まれ、これならスマッシュ・ヒットも頷ける。
ラスト・シーンも続編を示唆したものだが、どうやら製作にゴー・サインが出た模様。
ただ、パート2となるとお話作りは苦労しそうである。単純にDr.ドゥームの復活では芸がないし、新たな敵といっても4人の能力を上手く活かせる、見せ場を作れる敵役となるとなかなか難しそうだ。
いっそ他のマーベル・キャラクター、例えば同じ20世紀フォックスが権利を持つ『デアデビル』や『X-メン』とのコラボレーションもありかも・・・?
フォックスから試写ハガキが届いた時、「なんじゃ~!?このX-MENのパクリは{/eq_1/}」 そして中央にいる岩男。B級映画かぁー?と思っていた。 それがアメリカでは昔から人気の(1961年11月・マーベルコミックス社発刊)アメコミで、 全米で初登場1位、公開から3日間で5600万ドル(約62億円)の興収を挙げてる。 おもしろそうだとウワサを聞いて、早速試写初日にはりきって観てきた~。 何が面白いって、ふつうの人間が、ある日を境に突然普通じゃなくなるところ。{/face_warai/} このメインの...... more
ファンタスティック・フォー[超能力ユニット] CAST:ヨアン・グリフィス、ジェシカ・アルバ、クリス・エバンス 科学者のリード(ヨアン・グリフィス)は、人類の進化に影響を与えたとされている宇宙嵐の研究の為に、研究を支援する実業家のビクター、リードの元彼女のスー(ジェシカ・アルバ)、スーの弟でパイロットのジョニー(クリス・エバンス)、リードの大学の同級生ベンらと宇宙ステーションに飛び立つ。が、計算違いで、彼ら自身が宇宙嵐に遭遇し、彼ら全員が大量の放射線を浴びてしまう。数日後、無事に帰還したと...... more
ファンタスティック・フォォォォォォーッ!!を観ましたですよ(笑)これまたアメコミってことで原作があるようですが読んでないんですよね。 ストーリーは比較的単純で勧善懲悪もの。すっきりした終わり方なのでとりあえず安心して観られる作品じゃないかと思いますね。ただ私にはちょっと刺激少なめで物足りなかったです。4人(悪役の彼を入れたら5人)の特殊能力は凄いものがありましたけど、そこまで派手っていうわけでもない感じ? とはいえ、岩石みたいな男が街をふらついてたら驚くだろうし、火の玉ボーイが飛んでたら腰を抜かすだろ...... more
-----ニャんだか安っぽいタイトルだね。 キャストもTV「ダーク・エンジェル」のジェシカ・アルパを除けばイマイチだし、 どちらかといえばB級のSFって感じだ。 「うん。ぼくもそう思ってたんだけど、 製作総指揮にクリス・コロンバスが名を連ねてることもあってか、 そうそう手を抜くわけにはいかなっかたみたい。 意外としっかり作り込んである」 -----これもまた最近流行のコミックスが原作ってヤツ? 「そう、しかもマーベル・コミックスね。 『デアデビル』『エレクトラ』にがっかりした人も これならある程度満足...... more
【5点】 軽い! と・に・か・く、軽い作品だ!! 画面作りに『スパイキッズ』のよーな軽さを感じた。 同じCGでも、重く重厚なモノもあれば、かなりチャチく安っぽく見えてしまうモノもある、ってのは、実に不思議だ! カネのかけ方が違うのか? それとも、それがセンスってヤツなのか…? 例によって、「宇宙線によって、DNAが書き換えられたから」とゆー一言で「以上、説明終わり!」ってカンジでどんどんドラマは進んでゆくが… 深みってモンが全くない! どっかで見たよーな話の集合体みたいな話だった...... more
4人の愛 4つのパワー 1つの使命。 2005年 アメリカ 監督 ティム・ストーリー 出演 ヨアン・グリフィズ/ジェシカ・アルバ/クリス・エヴァンス/マイケル・チクリス/ジュリアン・マクマホン 他 原作 マイケル・フランス/マーク・フロスト あらすじ 宇宙嵐を研究する科学者リードは、宇宙嵐に接近すれば、人間のDNA情報を解明できると考え宇宙へ出発するが、計算より早く宇宙嵐に巻き込まれ大量の放射線を浴びてしまう。地球に帰った5人は自分の身体の変化に気がつき・・・ スタン・リーが...... more
原題: FANTASTIC FOUR 監督: ティム・ストーリー 原作: スタン・リー 出演: ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス マイケル・チクリス、ジュリアン・マクマホンほか 観た!観て来ましたよ~!! ふぁんたすてぃっく・ふぉ~~♪ ふははは!これサイコーに面白かったであります!思い切り笑い飛ばしたいという方は必見。余計な事を考えず頭を空っぽにして楽しんじゃいましょう。デートムービーにも最適ですぞ♪ 総評:★★★★4.0点 ことの発端...... more
最近は、日本でもアニメやマンガの 実写化が多いですが、 アメリカもそうみたいですね〜。 これも、原作はアメコミだそうです。 「Mr.インクレディブル」の能力は どうやらこのアメコミから 来てるらしいんですが・・・。 あちらの方が有名になっちゃった感じもしますね。 宇宙嵐で、DANが変化をおこし、5人それぞれすごい超能力を 授かちゃうわけなんですが・・・そんな宇宙嵐っていったい・・!! (これ以下、ネタバレが含まれます) ファンタスティック・フォーのリーダー、リード(ヨアン・グ...... more
ファンタスティック・フォー[超能力ユニット] おもしろ〜い!! ジェシカ・アルバ といえば、ダーク・エンジェル よね。あの後、ぱっとしなかったの? で、このところ、一気にブレイク??そうか、メキシカンとのハーフ なんだ。まだ25才? かわいいよね、この....... more
科学者のリード・リチャーズ(ヨアン・グリフィス)は人間の進化に影響する宇宙嵐とかよくわからんものの研究で、バン・ドゥームという学生時代のライバルに資金提供を申し込む。 研究を功績に結びつけようとバン・ドゥームが企む中、リード....... more
宇宙には人では計り知れない力があり,予測のできないことが起こりうる。 それは人の生命をゆるがすものであったり,異変を起こさせたり何らかの影響を及ぼすことも可能性は0ではないことだろう。 普通の人間が何らかの力により特別な力を得たとき,どうするか。 それはそれぞれの自由である。 “ファンタスティック・フォー”とは特殊な能力を持つ四人のヒーロー・ヒロインのことである。 宇宙の力によって特別な能力を持った四人が元の自分を取り戻すためのチャレンジの話というべきか。 人の生命についての研究を重ねるリー...... more
原題:Fantastic Four アメリカンコミックの映画化作品、SFアドベンチャーにアクションも満載・・宇宙嵐で大量のエネルギーを浴びた5人が、正義の味方4人と悪役に別れて闘う・・ 科学者リード(ヨアン・グリフィズ)は、親友ベン(マイケル・チクリス)、元恋人スー(ジェシ... more
これは公開前からスゴ〜ク楽しみにしていて、劇場で鑑賞した作品WOWOWで放映してので、また観ることに。【story】天才科学者リード(ヨアン・グリフィズ)と、彼の元恋人の科学者スーザン(ジェシカ・アルバ)、スーザンの弟でパイロットのジョニー(クリス・エヴァンス)、リードの親友ベン(マイケル・チクリス)の4人は、スーザンの現在の恋人である実業家ビクター(ジュリアン・マクマホン)の援助を受けて、宇宙実験を実施する。その際、宇宙嵐の高エネルギーを浴びてしまった事故により、DNAが変化した彼らは人間を超えた力...... more
ホントはこの作品じゃなくて「SHINOBI 忍」を観るつもりだったんですよ。ところが劇場へ行ったら、チケット売場が大混雑。上映開始時刻が過ぎてしまって本編開始にギリギリ間に合うかなって感じだったのですが、ドタバタした状態で観るのはちょっとイヤだったので、時間をず...... more
【監督】ティム・ストーリー 【出演】ヨアン・グリフィズ/ジェシカ・アルバ/クリス・エヴァンス/マイケル・チクリス/ジュリアン・マクマホン 【公開日】2005/9.17 【製作】アメリカ 【ストーリー】 天才科学... more
こないだ観た「シン・シティ」のジェシカ・アルバがとっても可愛かったので、 こちらも、取り急ぎ観てみることに。 いつものチネチッタではこの映画のレイトショウ枠がなくなってしまったので、 いつも空いてて、ポップコーンが美味しいTOHOシネマズ川崎にて鑑賞。 2005年製作のSF・ヒーロー・アクション、106分もの。 あらすじ 若き天才科学者リードは、研究費用捻出の為、実業家ビクターの元へ。 そこには元カノのスーがビクターの恋人として働いてたぁぁぁ。 ショックっ・・・それはそれとして・・・ 人類進化の謎と...... more
映画館にて「ファンタスティック・フォー」 ★★★☆ 人気アメコミの映画化。 アメリカ人ってやっぱりこーいうのが好きなのねぇ。 お国柄を感じるわ・・。 ストーリー:天才科学者リード・リチャーズ(ヨアン・グリフィス)率いる4人のメンバーたちは、人類の進化に関わる実験のために宇宙へ飛び立った。しかしそこで宇宙雲のエネルギー光線を浴びたことにより、思いもよらない超能力が身についてしまう。 どのようにして超能力を身につけていったかの説明に半分以上の時間が割かれていたが、続編を睨んだ作りなので最初はこんなも...... more
●関連作品レビュー● ・「スパイダーマン」 ・「スパイダーマン2」 ・「スパイダーマン3」 ・「X-MEN」 ・「X-MEN2」 ・「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」 コチラの「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」は、「スパイダーマン」や「X-MEN」のス....... more
科学者のリード・リチャーズは、人間の進化に影響する宇宙嵐を調査する資金集めに奔走している。学生時代からリードのライバルだったバン・ドゥームは、研究を自分の功績に出来ると企み、リードに資金提供することに。リードは、相棒ベン、元恋人の科学者スーと、その弟ジョニーと宇宙へ旅立つが、予想より早く訪れた宇宙嵐に巻き込まれ、全員がその放射線をあびてしまう。地球に戻った彼らは、やがて不思議な力を発揮し始める…。(goo映画より) うーん、内容はあまり語る部分はないですね。善と悪がはっきりしていて、いかにもアメコ...... more
<FOX&MGMBESTHITSSELECTION>[DVDソフト]ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]【デジタル0110】好き嫌いが分かれるかもしれないなーと思う映画でしたさ。こういう特殊能力系で言えば「X-MEN」っていう既に公開済でヒットしている映画シリーズがある中での映画化...... more
TBありがとうございます。
こちらもさせていただきました。
X-MEN3が楽しみですね。
『Xメン』もまだ1しか観てないので、早いとこ2を観ようと思ってます。
3は劇場で観てみようかな。
他にも『スパイダーマン』、『ハルク』、『デアデビル』と
最近はマーベル・ヒーローがスクリーンを席巻してますね。
巷では、ちと評価が低いようですけど、私はけっこう楽しめました。
キャラ描き分けも出来ていたと思いますし、ストーリーも、笑いありそこそこ涙ありで宜しかったのではないでせうか。
後は、やっぱりエクスカリバーさんの仰るとおりパート2以降の展開ですよね。
『X-メン』とのコラボなら、私も大賛成ですけどw
特殊能力の人間ができるんですから・・・・。
お相手も、それを使えばいろいろできそうですが・・・(笑)
『デアデビル』や『X−メン』とのコラボなら、
もっと楽しめそうですね〜。
Dr.ドゥームはダース・ヴェイダーの元ネタですが、
キャラとしてはイマイチ弱いですよね。
パート2では彼が復活するのか、それとも新キャラが出てくるのか、
それも注目です。
ヒューマン・トーチは「Xメン」のアイスマンや
スパイダーマンの親友という設定だったはずだから、映画でも共演してくれないかなぁ。
結局あの装置が開発されたってことは、
彼らはいつでも常人に戻れたり、逆にパワーアップ出来ちゃったりするんでしょうかね(笑)。
続編では是非ともジェシカ・アルバのお色気(?)をパワーアップして欲しいものですが・・・。
え゛っ!?マジっすか!?そんなん知らなかったですよー!
ついでに、Dr.ドゥームがダース・ヴェイダーの元ネタっての初耳でした。(^^;
でも、そうなってくると、本当に可能性としてはゼロじゃないですね。
うんうん、個人的にクリス・エヴァンス大好きなので、共演はヒューマン・トーチだけでも全然OKッスよ。(笑)
ウルヴァリンやスパイダーマンが、F4の臨時メンバーになるお話もあるはずですよ。
映画だと役者の都合もあってなかなか共演が実現しませんが、
それだからこそやって欲しいですよね。
スパイダーマン=ピーター・パーカーは、デアデビルことマット・マードックとも親友だし、
「パニッシャー」は、スパイダーマンのゲストから独立したキャラだったはず。
宇宙忍者ゴームズってかなりストレートなタイトルですね。しかし30年も前にアニメ化されていて、2005年に実写化してヒットしたっていう流れは、最近観た『トランスフォーマー』のようでもありますね。それになんか今頃になって往年のアニメや漫画が多数実写化されてるような気がします。
でもパート2は個人的にシルバーサーファーとかよりも、今回のようにジェシカ・アルバのお色気ハプニングがまた拝めれば自分は満足ですねw
何せ一枚看板を背負う主役キャラクターのゲスト出演ですから、それこそ『マジンガーZ対デビルマン』みたいなもんでしょう。
もっとも日本でのシルバーサーファーの知名度なんてタカが知れてるから(汗)、やっぱりジェシカ・アルバに頑張ってもらうしかないですね♪
とはいっても、ファミリー・ピクチャーじゃ限界がありますけど(苦笑)。
それに、コメ欄でも色々お勉強させていただいちゃいました。
アメコミ・ヒーローものの映画化された作品ってのは結構好きなのですが、
アメコミ自体は殆どというか全く知識がないんですよねぇ~(^-^;
でも、作品の枠を超えて交流があるなんて面白いですね。
なんか続編がますます楽しみになっちゃいました♪
日本でアニメ化されたのではなく、あちら製のアニメを日本でも放送していたのです。
昔は東京12チャンネル(今のテレビ東京ですな)などで、随分海外モノのアニメを放送してくれたんですがねぇ・・・。
アメコミは日本のマンガと違って、基本的に作品は出版社のものです。
『スーパーマン』にしろ『スパイダーマン』にしろ、出版社が権利を持っていて、その都度適当と思われる作家を選んで作品をまかせるというパターンで書き続けられてきました。
マンネリだったり、人気が落ちてきたら台本作家やマンガ家を取り替えるということもアリです。
また作家も無名の作品でデビューして認められ、段々と有名作品に参加したりとステップアップを図っていきます。
そのため色んな絵柄のバットマンがいたり、お話の設定がリセットされたりもしますけれど、それでも『X-MEN』は『X-MEN』というわけですね。
そして同じ出版社の作品は原則同じ世界を共有しているので、ウルヴァリンやスパイダーマンが「ファンタスティック・フォー」の臨時メンバーになったり、デアデビルとスパイダーマンは親友同士といった設定も生まれているのです。
今回のFFとシルバーサーファーの共演は、正にそのパターン。
日本ではこういうのってまずないですよね。
同じ作者の作品同士で関連性を持たせる場合はありますけど(例・松本零士、水島慎司)。
詳しいご解説ありがとうございます!
すごぉ~~く参考になりました。
と言いますか、アメコミが出版社のモノで作者のモノではない。
ってきっと知ってる方には基本的なことなんだろうけど、
知らなかったので驚きです。
でも、だからこそそういった交流があるってのにすごく納得いたしました。
『エイリアン』と『プレデター』のコミック化権を入手したダークホース・コミックは、『エイリアンVSプレデター』を企画してヒットを飛ばしたので(つまりどちらも「自社のキャラクター」という解釈)、それに味をしめて『ロボコップVSターミネーター』などの二番煎じを連発してましたしね。
ここは『ゴジラ』と『ガメラ』の権利も持ってるはずなんだけど、『ゴジラVSガメラ』は流石にやらないのかな?(笑)