『宇宙大怪獣ドゴラ』(1964)
2006年 06月 25日

これに、ダイヤを始め炭素化合物をエネルギー源として狙うドゴラが絡んでくる、というジャンル・クロスオーヴァーな作品。
ドゴラも”宇宙大怪獣”という肩書きは勇ましいが、宇宙細胞の突然変異体という設定の不定形生物で、画面には殆ど姿を見せない。

宇宙大怪獣ドゴラ東宝このアイテムの詳細を見る 好きなんですよ。ヒマに特撮観るの(笑)東宝特撮はほぼぜんぶ家にビデオであるんです。まあどれもセリフ覚えてるほど観てるんやけど。今日は1964年作品、昭和ゴジラが全盛期の頃につくられたちょっとコケた特撮作品(笑)、「宇宙大怪獣ドゴラ」をピックアップ ヒットはしなかった、イコール、ゴジラほどのパワーや、豪華さはなく、あまり人気もないのだが、当時の田中友幸Pも好き、てれすどん2号も好きのこのドゴラ(笑)大人...... more

(あらすじ) 二十世紀後半。科学の進歩は著しく、すでに人間衛星は広大な宇宙に向って飛び立ち、その未知の世界にメスを入れていた。TV衛星は、そなえつけのカメラで宇宙の景観を地上の受像機に送りつつ、地球四周目に入ろうとしていた。が、突然巨大な宇宙螢に襲われ、衛星は爆発した。この様子を地上の宇宙電波中継所で見ていた桐野技官らは色めきたった。それから数時間たった真夜中。宝石商、天宝堂に五人組の強盗が押しいった。そのとき、五人組の前にピンク色の固りが現われ、金庫にはりつき、次第にヒトデように変化していった。金庫...... more

今日は先週に録画しておいた「宇宙大怪獣ドゴラ」を見てみた。 確か子供の頃に一回だけ見たきりだったと思うけど、その時は結構退屈したのを覚えているので、今見たら印象が変わるのか、自分でも少し興味があったのだ。 で、久々に見てみたわけだけど、序盤と中盤のドゴ..... more

1964年 日本 81分 国際宝石ギャング団と、それに絡むヘンなガイジン、そして追う刑事。大怪獣であるはずのドゴラは・・・出てこない。透明人間風に酔っ払いを浮かせたり、ギャング団を浮かせたり、煙突をちぎって浮かせたり・・。もしかしてお茶目? ストーリーは刑事の夏..... more


宇宙大怪獣ドゴラ 1964年(昭和39年) 本多猪四郎 監督 円谷英二 特技監督 田中友幸、田実泰良 制作 丘美丈二郎 原作(スペース・モンス) 伊福部昭 音楽夏木陽介 藤山陽子 ダン・ユマ 若林映子 小泉博 中村伸郎 藤田進 河津清三郎 田....... more

今回の東宝特撮映画DVDコレクションは「宇宙大怪獣ドゴラ」。ドゴラは気になっていたので購入。 最近頻発する衛星の消失。更に国際的なダイヤ盗難事件。それらは全て宇宙細胞が突然変異した大怪獣ドゴラの仕業だった。宇宙からはドゴラが襲来し、地上では国際的ダイヤ強盗団を追って刑事の駒井やダイヤGメンのマークらが奔走する。 アメーバのような、生物彗星の元になった方のWoOっぽいドゴラ。空に不気味に浮かぶ姿は何とも不気味。しかもでかい。おまけに細胞分裂して増えるという、後のヘドラ並の厄介さ。能力は「周囲を無重力...... more

SF好きを自称している以上、東宝特撮映画はメジャーどころは高校時代まで、マニアックどころは大学時代までに見ておきたいところ。 ところが残念ながら大学卒業後かなりの時代を経た現時点でもほとんど見ていないことに気が付いた。 そもそも今生は中学3年の頃精神が…... more

TB&コメント、ありがとうございました!
脇役が光る、ということは必然的に主役が・・・ということにもなりますね(苦笑)。
まぁ向き不向きはある、ということで。
客観的に観ると「面白くない」というのが感想ではありますが、
なんか憎めない部分が強くて、決して嫌いになれません(爆)。


決してゴジラに安住しない東宝特撮陣の頑張りには敬意を表したいと思っています。
また、それが出来た時代だったわけでもあるのですが。
今だったら、非ゴジラ映画じゃなかなか客は入らないでしょうし。
とはいうものの、ゴジラやモスラなど手垢のついた怪獣じゃない、全く新しい怪獣映画、やって欲しいものです。
それにしてもこの作品の肝は、やっぱりダン・ユマですね♪

今回、デアゴスティーニのDVDの宣伝が「ゴジラ、モスラに続けとばかりに~」とあり、「ラドンは?」と思いました(笑。
仰るように、怪獣映画という印象があまり残りませんでした。刑事たちが追っているのは犯罪集団であり、ドゴラは真犯人でありながら、いつの間にか倒されていた、という印象が強いです。ドゴラの正体も、どこかから聞いてきて判明したので、ドゴラに関してあっさりしているような・・・
期待していたほどドゴラが活躍してくれませんでしたが、そこそこ楽しめた映画でした。
いらっしゃいませ♪
この作品、映画としては結構面白いんじゃないかと思いますが、どのジャンルの映画として楽しいのかは迷います。
少なくても”怪獣映画”として面白いかと問われると、ノーですね。
デアゴスティーニ、そんなに『ドゴラ』に力を入れていたんですか?(笑)
まあそれでこの作品に触れて、面白いと思ってくれる人が一人でも増えれば良いですね。
宇宙怪獣が出てくるし、夏木陽介が主役だし、自分の中ではこの作品と『三大怪獣~』を勝手にシリーズ物扱いしております。