『宇宙大怪獣ドゴラ』(1964)
2006年 06月 25日
お話の中心になっているのは、国際的な宝石強盗団の暗躍とそれを追う警察との攻防。これに、ダイヤを始め炭素化合物をエネルギー源として狙うドゴラが絡んでくる、というジャンル・クロスオーヴァーな作品。
ドゴラも”宇宙大怪獣”という肩書きは勇ましいが、宇宙細胞の突然変異体という設定の不定形生物で、画面には殆ど姿を見せない。
TB&コメント、ありがとうございました!
脇役が光る、ということは必然的に主役が・・・ということにもなりますね(苦笑)。
まぁ向き不向きはある、ということで。
客観的に観ると「面白くない」というのが感想ではありますが、
なんか憎めない部分が強くて、決して嫌いになれません(爆)。
決してゴジラに安住しない東宝特撮陣の頑張りには敬意を表したいと思っています。
また、それが出来た時代だったわけでもあるのですが。
今だったら、非ゴジラ映画じゃなかなか客は入らないでしょうし。
とはいうものの、ゴジラやモスラなど手垢のついた怪獣じゃない、全く新しい怪獣映画、やって欲しいものです。
それにしてもこの作品の肝は、やっぱりダン・ユマですね♪
今回、デアゴスティーニのDVDの宣伝が「ゴジラ、モスラに続けとばかりに~」とあり、「ラドンは?」と思いました(笑。
仰るように、怪獣映画という印象があまり残りませんでした。刑事たちが追っているのは犯罪集団であり、ドゴラは真犯人でありながら、いつの間にか倒されていた、という印象が強いです。ドゴラの正体も、どこかから聞いてきて判明したので、ドゴラに関してあっさりしているような・・・
期待していたほどドゴラが活躍してくれませんでしたが、そこそこ楽しめた映画でした。
いらっしゃいませ♪
この作品、映画としては結構面白いんじゃないかと思いますが、どのジャンルの映画として楽しいのかは迷います。
少なくても”怪獣映画”として面白いかと問われると、ノーですね。
デアゴスティーニ、そんなに『ドゴラ』に力を入れていたんですか?(笑)
まあそれでこの作品に触れて、面白いと思ってくれる人が一人でも増えれば良いですね。
宇宙怪獣が出てくるし、夏木陽介が主役だし、自分の中ではこの作品と『三大怪獣~』を勝手にシリーズ物扱いしております。





