『ミッション:インポッシブル』(1996)
2006年 06月 30日
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本作はリメイクではなくてTVシリーズの続編的新作であり、IMFの新たなメンバーの活躍を描いている。例によって「困難な任務」に従事しているメンバーだが、何故か作戦は筒抜けで危機また危機、二転三転、やがて内部の裏切り者の存在が浮び上がり、真犯人探しが始まり…。で、最後に明らかになる真犯人の正体だが、あれではTVシリーズからのファンは怒るだろう。シリーズに止めを刺したに等しいからだ。なんとかキャラクターに整合性を持たせよう、その行動を正当化しようとしている論評も読んだが、それでファンの気持ちが晴れるとも思えないし、オリジナルとは役者が違っているが、それで済むというものでもないだろう。但し、トム・クルーズのファンが予備知識ナシで見に来たのであれば、満足して映画館を出るだろう。スタイリッシュでテンポのいいデ・パルマの演出、殆ど初めての挑戦といえるクルーズのアクションシーンなどなど、見応えは充分。ただ問題は、これが『スパイ大作戦』の映画化だということに尽きるわけで、映画そのものの存在意義に関わる重要な問題。シリーズに思い入れのない自分ですら、この改変はやり過ぎの感が無きにしもあらずなのだから、映画化を心待ちにしていた熱狂的ファン諸氏の落胆ぶりは想像に難くない。
ところで、先代の主人公が次世代主人公と対立するという構図、実は『スター・ウォーズ』とソックリだったりして…?
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン ミッション:インポッシブル 『Mission:Impossible』 「ミッション:インポッシブル」 ? 〔About The Movie〕 人気TVシリーズ「スパイ大作戦」の映画化作品。主演は「カクテル」や「ザ・ファーム」、... more
【9点】 ブライアン・デ・パルマ監督、トム・クルーズ製作・主演作品。 期待していただけに、失望も大きかった。 『スパイ大作戦』という素材も、デ・パルマ監督向きだと思われたし、何てったって、麗しのエマニュエル・ベアールが見られるし! オマケに、ジャン・レノまで出てるって言うし! トム・クルーズは別に、どーでもイイんだけど…と思って見たら… ヒデェ~じゃねーか! コレの一体、どこが『ミッション・インポッシブル』なんスか~!? タイトルと音楽以外のどこが? ど~見ても、コレは、全く違う...... more
脚本:デビッド・コープ 、ロバート・タウン 監督:ブライアン・デ・パルマ 出演者:トム・クルーズ 、ジョン・ボイト 、エマニュエル・ベアール 、ジャン・レノ 、クリスティン・スコット・トーマス 、バネッサ・レッドグレーブ 、ヘンリー・ツェーニー 、ビング・レイムズ 、エミリオ・エステベス 1996年 アメリカ ... more
「M:i」シリーズの原点、第一作目「ミッションインポッシブル」始動! イーサン・ハントのまさに“インポッシブル”な挑戦が始まるのだ。 トム・クルーズが主演、そして共演にはシリーズではお馴染みのキャラクターであるルーサー役のヴィング・レイムスやジョン・ボイド、ジャン・レノがいる。 はらはらドキドキなアクションが観る者をひきつける。 イーサンがリーダーのもとIMF(インポッシブル・ミッション・フォース)により構成されたチームが任された任務というのが裏切り者がIMFのメンバーについてが記された重要...... more
ブライアン・デ・パルマ監督作品、トム・クルーズ主演の、 TV 「ミッション:インポッシブル」を観た。 スパイ組織IMFの裏切り者を見つけ出せ! 感想。 ①水槽の魚が可哀想。 ②ネズミも可哀想。 ③赤いスーツは、目立つと思うよ。 見所。 ①宙吊りで落下のイーサン。(名場面) ②手品。 ③ネズミにビビッてヘマをした後の運転するクリーガー。(無言で超キョドッてる) ん、普通に楽しめたかな。 タイトル、「・」じゃなくて「:」なのは、何か意味があるのかな。 ★★★☆☆... more
2回目です☆妹が観てたので便乗して観ちゃいました(笑)やっぱり2回目でも面白かったです。私は2より1のほうが好きだなァ。待望の3は明日観に行く予定ですっ。 東欧で展開されたスパイ組織IMFの作戦は情報漏れのために失敗に終わる。多くの仲間を失ったイーサンは、これがIMF内の裏切者を見つけ出すための作戦だと言うことを知るが、その疑いは自分にかかっていた。真実を暴くためにイーサンは不可能と思われる作戦を考えだすが―― お気に入り度★★★★★ やっぱりスパイもの万歳!!笑現実的な面と非現実的な面...... more
『MISSION: IMPOSSIBLE 』公開:1996/07監督:ブライアン・デ・パルマ製作:トム・クルーズ音楽:ダニー・エルフマン出演:トム・クルーズ、ジョン・ヴォイト、エマニュエル・ベアール、ヘンリー・ツェーニー、ジャン・レノ、ヴィング・レイムス、クリスティン・スコット....... more
前にこのレビューでも触れたように、大学の頃、深夜のTVで再放送されていた「新スパイ大作戦」にハマリにハマっていたのが、95年とか96年頃だったかな。「新スパイ大作戦」は、90年前後にアメリカで放送されていた洋ドラマで、60年代から70年代に放送されていた「スパイ大...... more
監督 ブライアン・デ・パルマ 主演 トム・クルーズ 1996年 アメリカ映画 110分 アクション 採点★★★★ やあ。ぼく、トム・クルーズ。ハンサムです。最近ぼくに対する風当たりが、異常に強くないですか?結婚すれば「偽装結婚だ!」、子供の写真を見せなければ「そんな子は..... more
A+ 面白い A ↑ A− B+ B 普通 B− C+ C ↓ C− つまらない 『評価』 B+ (演技4/演出3/脚本3/撮影4/音響3/音楽4/美術3/衣装3/配役3/魅力3/テンポ4/合計37) 『評論』 シリ... more
1996年 ブライアン・デ・パルス監督 「ミッション・インポッシブル」(★★★☆☆) もう、10年前の映画なんだ~ TV放送だから、トム・クルーズの声がなんか固いよ(^^; もう何度も見てるはずなのに、 いつもワクワクして面白いんだよね~ 裏切り...... more
ミッション:インポッシブル・・・評価 4.5 5→かなり面白いっ 4→面白いっ 3→ふつーかな 2→まぁまぁ 1→イマイチ ■STORY■ 東欧で展開されたスパイ組織IMFの作戦は、情... more
公開が1996年7月13日ですから、前回観てから早もう10年です。 “10年ひと昔”と言いますが、やっぱりこのトムさま若い Σq|゚Д゚|p と、言ってもこの時すでに30代だったわけですが、この頃はまだ走る姿やアクションする姿にキレがありましたねぇ。 ドッカン、バッキュン、バリバリと派手な爆破シーンやアクションも良いのですが、地味にどこかの建物に侵入して大事なデーターを盗み取ってくるとかっていう方がドキハラでこういうのが私は好みです。 今作では、CIA本部のセキュリティ...... more
コチラの「ミッション:インポッシブル」は、ご存知トム・クルーズが主演・製作を務めた大ヒットシリーズの1作目です。オリジナルのTVシリーズ「スパイ大作戦」と比較されると酷評の目立つシリーズですが、何だかんだでヒットしちゃってますからねぇ〜。 そして、「M:...... more
この作品でのフェルプスさんの役回り、
オリジナルシリーズのファンには確かにそうですよネ。
個人的にはこの頃のジョン・ボイド氏の出演作品の役柄が、
「レインメーカー」「アナコンダ」
半ばモンスターのように感じていたので抵抗ありませんでした(笑)
父娘そろって爬虫類タイプのお顔なのも御愛嬌です♪(2人とも大好き)
「スカイキャプテン」
アイパッチに軍服姿のアンジェリーナの役はお気に入りです!
「ミッションインポッシブル」
この作品を観ていても感じるのですが、
国際色豊かな役者さんを揃えて頂きたいと思いますネ。
特に世界を股に駆けて活躍するスパイ映画では尚更です。
「ゴールデンアイ」
キャスティングが素晴らしかったです♪
仮にもオリジナル版の主人公だろ?!と。
今回はDVDの鈴置さんの吹替で観ていたんですが、他にTV放映用に2ヴァージョンありますね。
小杉十郎太Verはちょっと違うんじゃないの?と思いましたが
最近ではトム・クルーズのフィックスは森川さんってことになってるみたい。
自分の中ではトムクルの声って決定打がありません。
わたしの中で「スパイ大作戦」といえば、20年位前に日テレで放送していた「新・スパイ大作戦」です。結構はまって見ていたんですが、ご存じない方の方が多いでしょうね(笑)
「ミッションインポッシブル」自体は映画としてとても楽しめたんですが、「スパイ~」とは違う作品じゃん・・・という印象でした。リメイク版という意味がわからないんですが(汗)
ちなみに、私のトムクルーズの声のイメージは堀内賢雄さんなんですが・・・どおでしょう?
『チャーリーズ・エンジェル』もリメイクではなく続編でした。
『アベンジャーズ』だとリメイクになるのかなぁ。
トムクルは『マイノリティ・リポート』を観て以来、賢雄さんが一番良いかなぁと思い始めたところですね。
山ちゃんじゃないよな・・・(苦笑)。
あのテーマソングに心踊りながらも、実はテレビシリーズって見たことなかったので、この映画普通に楽しんでしまいました。テレビシリーズを見ていたら、また違う感想をもったかもしれませんね。
あまり吹替え版みないので、トムの声って誰があうんだろう??って考えてみたんですが、山ちゃんでないことは確かです(笑)
こちらからもTB返させていただきまーす
TVシリーズの熱心なファンならば、やっぱり怒るんじゃないでしょうかね。
役者さんは違うとはいえ、キャラクターは同じなわけですから。
例えば『太陽にほえろ』を復活させたとして、事件の真犯人がボスだった!
・・・なんて展開なら、ファンから総スカン食うでしょうね(苦笑)。
当然、亡くなってるからボス役は別の人が演じるわけですが、それでも許さないだろうなぁ。
最近はトムクルとブラピを両方演じてる人、増えてませんか?
山ちゃんもそうだし、宮本充サンとか森川さんとか。
それぞれタイプの違う2枚目だと思うんですがね。誰が良いかは別にして(笑)
またそちらへもお邪魔させて頂きますので、どうぞ宜しく~。
スパイ大作戦・・・。観てないです~。ドラマですよねっ??TSUTAYAにあったら観たいなぁと思います。
私は何の予備知識も無しに観ちゃったので結構楽しめたんですが、ミッション:インポッシブルがスパイ大作戦の続編だったなんて知らなかったですっ(汗)私はてっきり設定等はそのままでちょっと現代風にアレンジしたものかと思ってました(笑)でもトム・クルーズもスパイ大作戦の大ファンだったなら他のファンたちを裏切ることをするのはちょっと・・・って感じですよね。
あ、あんまり関係無いんですけど、『太陽にほえろ』のリメイク版の『リプリー』っていう映画、マット・デイモン主演だったので観たんですけど、あれはちょっと許せなかったです・・・(笑)
せいぜい劇場版となっている前後編のエピソードを観ただけなんで。
でもこの映画の黒幕の設定は、やっぱりちょっとやりすぎなんじゃないかなぁ、と思いました。
もうちょっとオリジナル版への配慮が欲しかったかな、と、。
『リプリー』はまだ観てませんが、こちらの方が原作に近いという話を聞いたことがあります。
いずれ見比べてみるつもりです。
でも・・・『太陽がいっぱい』ですよね?(苦笑)
あ、でもマットの役柄があまり気に入らなかったっていうのもあるかもしれません(爆)
意味はちゃんと通じましたからOKです(笑)。
さて、『太陽がいっぱい』と『リプリー』、今度きちんと見比べないと。
そういや続編も映画になってるんだよね。
といっても原作も読んだことないんだけど・・・(苦笑)。