
<東映まんがまつり>で上映された『惑星ロボ ダンガードA』劇場版の第2弾。
全くの番外編だった一作目とは違って、今回はTVシリーズの流れに即した内容になっていて、太陽系10番惑星プロメテへ移住するべく宇宙を航行するジャスダムと、彼らに先んじてプロメテに到達し、優れた人類のみの理想郷を築こうとするドップラー総統率いるプラネスターとのドッグファイトを描いている。
主役メカは巨大ロボットのダンガードAだが、主眼となっているのはジャスダムとプラネスターの艦対戦。
おそらく『宇宙戦艦ヤマト』を意識した展開なのだろう(そういえばTVには、主人公である一文字タクマが、宇宙母艦ジャスダムの艦長代理を務めるエピソードもあったくらいだ)。
ダンガードAはサテライザーという飛行形態を持っていることもあってか、艦載機並みの扱いだ。
シリーズ後期の『ダンガードA』がどんな雰囲気だったのか掴むには手っ取り早いが、2本の映画だけでは『ダンガードA』という作品の全貌は伝わらないだろう。