フェラスと無事に再会したオビ=ワンだったが、帝国に雇われた凄腕のハンターに付け狙われる。それは誰あろう、ボバ・フェット! 辛うじてその魔手を逃れたオビ=ワンは、帝国の審問官マローラムが、パドメがルークとレイアを出産した場所であるポリス・マサについて調べていることを知った。はたしてダース・ヴェイダーは、何かに気付いたのだろうか?

<ラスト・オブ・ジェダイ>の完結編。ジェダイになれなかった青年だけでなく、今度は正真正銘のジェダイ・ナイトであるガレン・マルン(オビ=ワンの親友という設定)まで「オーダー66」の虐殺を逃れていたことが判明。作劇上当然だなとも思うし、あれでジェダイが全滅するはずがないとの思いにも応えた形だ。何より『シスの復讐』の悲劇性が薄れたのは個人的には歓迎だ。御都合主義だとの批判もあるだろうが。
後の反乱軍誕生への伏線も若干張られていくが、ただ、早くも凄腕ぶりを発揮するボバは、ちょっとやり過ぎの感も?