『666号室』(1982)
2006年 08月 06日

登場する映画監督たちは順に、ジャン・リュック・ゴダール、ポール・モリセイ、マイク・デ・レオン、モンテ・ヘルマン、ロマン・グーピル、スーザン・シーデルマン、ノエル・シム・ソロ、R・W・ファスビンダー、ヴェルナー・ヘルツォーラ、ロバート・クレイマー、アナ・キャロライナ、マルーン・バクダディ、スティーヴン・スピルバーグ(『E.T.』製作直後の頃だ)、ミケランジェロ・アントニオーニ、そしてユルマス・ギュネイ(音声のみ)の諸氏。

映画「666号室」 監督:ヴィム・ヴェンダース。ミケランジェロ・アントニオーニ、ジョナサン・デミ、スティーブン・スピルバーグ、ジャン=リュック・ゴダール。82年 ヴェンダースがカンヌ映画祭で集った各国の映画監督に映画の将来を聞く。部屋に監督を一人放置して自由に語ってもらうというドキュメンタリーだ。タイトルだけ聞くとオーメン?と言いたくなるが全く関係ない。 語りたがる人とそうでない人の差がはっきりとしてるように見える。スピルバーグを始めとするアメリカ人とゴダールやらヨーロッパ人の間にも映画...... more

ヴィム・ヴェンダース監督『666号室』。原題『CHAMBRE 666』。 '82年のカンヌ国際映画祭。その開催期間中にホテルの一室をつかって撮影されたドキュメンタリー・ビデオである。ヴェンダースがあらかじめ用意した、映画(業界)が抱える諸問題に関する質問に答えるかたちで、..... more