『ナルニア国ものがたり/カスピアン王子のつのぶえ』
2006年 08月 11日
第1章の「ライオンと魔女」は15~6年前の作品ですし、子ども向けのTVドラマということもあってかなりチープではありましたが、それでも162分という時間をかけ、お話は原作に比較的忠実なものでした。

ラストシーン、現実世界に戻ったエドマンドとルーシィは従弟のユースチスの家を訪れますが、そこで二人と今度はユースチスまでもがナルニアへ呼ばれるところでエンド。ハッキリと「つづく」という終り方をしています。
ということで、第3章を観るまでは結論は保留というところですが、あれだけの大作映画の後ではやはり辛いですね。早くこの第2章も映画化して欲しいものです。
公開予定は再来年の夏。待ち遠しいですね。
ル、グゥィン自信も、「ならば私も」という思いをもってしまったのでしょうか。「王と鳥」は創られた時代を思うと、その色使いも、近未来的な普遍のメッセージも、さらさらと気持ちに入ってきました。
ゲドは多分、観ないで終わるとおもいます。本で楽しみます、しゅん。
それだけ世の中がファンタジー・ブームだということだと思いますよ(笑)。
さて『王と鳥』なんですが、どうせならオリジナル版の『やぶにらみの暴君』と見比べてみたいものですけれど、今となっては難しいのでしょうかね。
旧作の方が良かったという声も幾つか聞きますので、余計気になります。
『ゲド戦記』、ビデオかTV放映でも充分かと思います。
原作とはまるで別物なので、特に原作を大事にされたいと思うのなら見ない方が宜しいかと。