『1000年女王』(1982)
2006年 08月 16日

ラストで1000年女王=雪野弥生を死なせてしまったために、結局は『999』とのリンクが曖昧なままに終わってしまったことなど、かなり入れ込んで観ていた自分でさえ不満は持っていましたが、それでも当時の自分はかなり感激しながら劇場を後にしています(ちなみにTVアニメ版でも弥生は死んでしまいますが、原作版のみ生き残ります)。
ただ後になって何度か観直しているうちに、それほど熱中出来なくなっている自分に気が付きました。
近年になって『メーテル・レジェンド』や『宇宙交響詩メーテル』など、この作品と『999』とのミッシングリンクを埋めようと試みた作品が次々と発表されていますが、かえって矛盾点を増やしてしまっているようなのは当時のファンとしては何とも残念です。
企画・原作・構成:松本零士、脚本は藤川桂介、監督に明比正行。
音楽は原作者のたっての希望で喜多郎が担当しています。
特に主題歌。
ワタシは当時のサントラLPとかシングルのレコードを持っていないので、歌詞付きの主題歌を聴くにはビデオ(DVD)で本作を観るしかないんだよねぇ。
以前、ご厚意で松本零士全集の「1000年女王」のCDをダビングしてもらったけど、あれには歌詞が入ってないし、当時のサントラとかをCDで復刻してくれないかなぁ。
DVDが出たときに特典での復刻を期待したんだけど...
当時のサントラ盤にも主題歌は収録されてません。
シングル盤と、LPだと「交響組曲1000年女王」のみ。
まぁこちらも復刻して欲しいですけどね。
それにしても、セレンの乗る1000年盗賊の艦が撃沈され、夜森大介が宮殿船に突っ込み、ミライが坩堝に入って卑弥呼や楊貴妃、クレオパトラら歴代の1000年女王たちが復活する件、今観てもゾクゾクします。
その後、暗黒太陽ラーが接近する辺りから、展開が駆け足なのが惜しいんだよな・・・。

久々にテレビのアニメアニマックスにて見てみたいんですよ
それにしても半分見てるかどうか。
LDやDVDは出ましたけど買うほどじゃなく、ビデオは出なかったのでレンタル店にもなく・・・。
改めて見直してみたい気持ちはありますね。

でもいきなりDVD-BOX買うのはハードルが高い。レンタルでもあればなあ。