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『AOSORA~FOR SEASON~』

幸田さと子、松井利世子、皆川真里奈、佐藤帆乃佳、4人のヴァイオリニストによる季節を奏でる音楽・・・ということで、松井利世子がコンサートのときに告知していたときから発売が気になっていたアルバム。
日本のポップスの名曲(最近のものばかりだけれども)とクラシックの名曲を、ヴァイオリンとピアノで奏でたリラクゼーションをコンセプトにしたシリーズの1枚らしいが、今のところこれしか聴いたことはない。

『AOSORA~FOR SEASON~』_e0033570_22214429.jpg春夏秋冬、四季の移り変わりを表現したということで、おそらく原曲を知らずに聴けばジャンルの垣根は感じないだろうというくらい、そのアレンジには統一感がある。
とはいうものの、個人的にはあまりこの手のクロス・オーヴァーは好みじゃなく、どちらかというとジャンルはきっちりと分けて欲しいと思うほう。それに自分にとっての「青空」はこういうイメージではなく、またなかなか耳で四季を体感するというわけにもいかなかったのだが、アルバム全体としては大変聴きやすく、落ち着いた気分にはさせてくれる。

で、お目当ては松井利世子だったのだけれど、アルバムを手に取ったらいきなり幸田さと子がメインで登場したりでビックリ。これは嬉しい誤算だった。
他の二人も若手の有望株とのことだし、いずれ劣らぬビジュアル系。ということで、先物買いとなりますかどうか。各人それぞれがソロの曲を披露しているが、「カノン」だけは松井・皆川・佐藤のアンサンブルになっているようで、これは将来的にお宝演奏になったりして・・・。

<収録曲>  
01.瞳をとじて (平井堅:作曲)/02.カノン (パッフェルベル)
03.さくら(独唱) (森山直太郎:作曲)/04.春よ、来い (松任谷由実:作曲)
05.春の歌 (メンデルスゾーン)/06.緑の街に舞い降りて (松任谷由実:作曲)
07.花 (ORANGE RANGE:作曲)/08.Jupiter (ホルスト)
09.舟歌 (チャイコフスキー)/10.サマータイム (ガーシュイン)
11.モルダウ (スメタナ)/12.落葉のノクターン (ショパン)
13.家路~新世界より (ドヴォルザーク)/14.ウィンター (ヴィヴァルディ)
15.オーベルビリエのノエル (レイ)/16.ボレロ (ラヴェル)
by odin2099 | 2005-11-14 22:01 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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