『時』 本田美奈子.
2004年 12月 12日

前作は自分にとって本当に衝撃的だったけれども、今回は少々インパクトの面では欠ける印象。楽曲の知名度の問題もあるのかもしれないが。
この中でお薦めは、シングル・カットもされた「新世界」。それとサン=サーンスの「白鳥」やパッヘルベルの「カノン」、レスピーギの「イタリアーナ」も面白い感じに仕上っている。反対に「ゴッドファーザー愛のテーマ」のような曲は今更感が漂う。
因みに彼女、「本田美奈子」から「本田美奈子.」に改名してます。名前の後ろに「.(ドット)」が付くことによって画数が31になり開運だそうで。
それにしても「モーニング娘。」以降「藤岡弘、」とか妙なことが流行り出しましたな。
<収録曲>
1.すべての輝く朝に(井上鑑)
2.白鳥(サン=サーンス)
3.誰も寝てはならぬ ~オペラ「トゥーランドット」より(プッチーニ)
4.If I Loved You~ミュージカル「回転木馬」より(リチャード・ロジャース)
5.エデンの東(ローゼンマン)
6.ゴッドファーザー愛のテーマ(ロータ)
7.風のくちづけ[イタリアーナ~「リュートのための古代舞曲とアリア」より](レスピーギ)
8.新世界~ 「交響曲第9番『新世界より』第2楽章」より(ドヴォルザーク)
9.パッヘルベルのカノン(パッヘルベル)
10.人知れぬ涙~オペラ「愛の妙薬」より(ドニゼッティ)
11.アリア ~「ブラジル風バッハ第5番」より(ヴィラ=ロボス)
12.ソルヴェイグの歌(グリーグ)
13.時―forever for ever―(井上鑑)
14.この素晴らしき世界(ジョージ・ダグラス)
× × × ×
【追記】
「開運」のはずだったのに。早すぎるよ・・・。
(2005/11/07)