『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』(2006)
2006年 09月 24日
それから20年、地球は今、宇宙警備隊のルーキー、ウルトラマンメビウスが守っていたが、ある日テンペラー星人、ザラブ星人、ガッツ星人、ナックル星人ら宇宙人連合が出現、Uキラーザウルスの封印を解こうとする。星人たちの卑劣な罠に落ちてしまうメビウス。そこへハヤタ、モロボシ・ダン、郷秀樹、そして北斗星司の4人が駆けつけた。今や地球人として暮らしていた4人だったが、このメビウス最大のピンチに最後のエネルギーを使って変身しようとしていたのだ。果たして彼らはメビウスを助け出し、宇宙人連合の野望を打ち砕くことが出来るのか?!
だが宇宙人連合の真の狙いはメビウスではなく、ウルトラ兄弟にあったのだ・・・。
各方面で絶賛の嵐らしい<ウルトラマンシリーズ誕生40周年記念作品>。メビウスファンである現役視聴者の子供たちも、ウルトラエイジであるオールドファンをもターゲットに据えており、なんといっても黒部進、森次晃嗣、団時朗、高峰圭二らオリジナル・キャストが再結集して再び変身シーンを見せてくれるのが嬉しい。
見る前は失礼ながら年齢を重ねた彼らが、今更ウルトラマンを演じることでかえってマイナス・イメージに繋がるんじゃないかと心配していたものだが、実際に映画で見ていると不思議と違和感はなくすんなりと受け容れることが出来た。それにTVシリーズの『ウルトラマンメビウス』は殆ど見ていないのだが、新ヒーローであるメビウスと歴代ウルトラ兄弟たちもごく自然に馴染んでいるようにも感じられた。
ただ、ウルトラ戦士の戦いの場面ではCGIが大幅に導入されているのだが、これが動きが早すぎて非常に見づらい。それにカクカクした動きなど、あたかもゲーム画面を見せられているようで興醒めである。全てをアナログで、とは言わないが、最新技術はポイントを絞って効果的に使うべき。何が何でもとなると、実写映画ではなくアニメーション映画を見せられているような気分になってしまうので、そのあたりはスタッフに再考を願いたい。これは『ウルトラマンゼアス』以降の全ての劇場作品に言えることなのだが。
今回は40周年ということでメビウスとウルトラ6兄弟の共演ということになったが、本来の記念作品であればやはりオール・ウルトラマン物を実現させて欲しかったものだ。『メビウス』が昭和シリーズと地続きという設定ならばせめてレオや80は出して欲しかったし、M78星雲という括りならネオスやセブン21、それにマックスとの共演もありだろう。次回作があるならば今度こそ、と願っているがやはり難しいのだろうか。
また今回は歴代戦士を演じた役者が4人顔を揃え、変身後のみ登場のゾフィーは田中秀幸、タロウには『ウルトラマン物語』でもタロウを演じた石丸博也を起用、これは『メビウス』TV版と共通のキャスティングのようだが、出演が叶わなかったのならばせめて篠田三郎にはタロウの声を当てて欲しかったし、健在ならばゾフィーの声にはオリジナルの浦野光を持ってきて欲しかったものである。ない物ねだりに終始してしまったが、そう思わせるだけの歴史と重みを持つ伝統あるシリーズなのだから。
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ウルトラ兄弟だけでなく、オール・ウルトラマン物の映画もみてみたいですね。以前のダンス映画(ウルトラマン伝説)とかは、ちょっとね・・・
(^^)。
欲を言えばキリがないのですが、それぞれ皆様思い入れがあり、いつまでも応援できるものがある日本人っていいですよね、などと感じてしまいました。
大人たちの評判はなかなか良く、またこういう郷愁くすぐるものを見たいですが、子供たちはどうなんでしょうね。
ダンス映画はカンベンですねぇ。
・・・といいつつ、何回か観てるんですが(苦笑)。
ただ世界観が違うので、ああいう設定にでもしないと全員集合は難しいのかな、という気もします。
でもアニバーサリーとしては実現して欲しいものです。
今回のエンディングだけじゃ寂しすぎます。
今回の素顔の4兄弟勢揃いは、そう何度も使えない奥の手という感じですね。
そうは言っても、皆が元気なうちにまたやって欲しいものですが。
ただ、子供たちはどう思うんでしょうね~。
彼らの「変身」を納得して見ているんでしょうか。
あのCGIわたしは初体験だったので楽しめました。速すぎて目がついて行きませんでしたが。
マックスには登場してもらいたかったですね。
TBさせていただきました。
また、寄らせてください。
どうぞ、宜しくお願い致します。
『マックス』で久々にM78星雲の設定を復活させ、人気怪獣再登場を実現させたのに、なぜ『メビウス』はまた仕切りなおしにしてしまったんでしょうね。
まぁ今回は6兄弟まででしたので、次があるとするならレオやアストラ、80、グレートやパワードらと一緒に出てきて欲しいですね。
その際はおとーさん、おかーさん、それにおじいちゃん(笑)も。
CGI、早すぎて勿体無かったです。
DVDが出たらスロー再生で楽しみたいと思います。
それが無理なら、こっそりクリカンに任せるとか。
題して「ウルトラ4兄弟VSモノマネ四天王」(笑)。
てなわけで、TBありがとうございました。
しっかりとオチのついたコメント、有難うございます♪
昔の音源の再利用(フィルムからの音録り)は、今の技術なら充分出来ると思いますが、他の台詞もあるから敢えてやらなかったのでしょうね。
というより、「ショワッ!」などの掛け声同様、ライブラリー音源が残ってるんじゃないかと思います。
今回、セブンの掛け声はライブラリーじゃなく、新しく森次さんがアテてるみたいですが。
僕もコドモの頃、夢中になってみていた口なので、オールドファンのターゲットですね。
映画観た時はレオは?80は?と思いましたが、その後のテレビシリーズでしっかり出てましたね。
真夏竜さん、長谷川初範さんも出演されたのは嬉しかったです。
あとは篠田三郎さんが出てくれればばっちりだったんですけどねー。
結果、オールドファンからの評価も高かったのですが、10年後20年後、現役だった視聴者がどんな反応を示してくれるのかも楽しみです。
彼らは満足したのかなぁ・・・。
1996年から毎年作られてきたウルトラシリーズの劇場用新作は、一度(『ULTRAMAN2』が製作中止になって)2005年で途切れたものの、去年はこの作品が作られたわけですが、今年はまた新作ナシですね。
来年はどうなるかわかりませんけれども、今度こそオール・ウルトラマン物にして、可能な限り縁の役者さんを集めて欲しいな、なんて思っています。
私のブログでのウルトラマンの解説、ありがとうございました。なんか私はエースの認識が間違ってたみたいですね。
この映画で出演した過去のウルトラマンに当時は盛り上がった私ですが、本当に期待していたのはダンとゲンの邂逅。TVシリーズも含めてメビウスの中では実現しなかったのが残念です。
では、また来させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
ただ『メビウス』にゲンがゲストで出た際には、自分がダンから言われた台詞を、そのまんまミライ君に言っていたような・・・?
次回作があれば、今度こそ真夏竜さんにも映画に出て欲しいものです。
私のブログにコメントを随分前に頂いていたのに、反応が遅くなってしまい申し訳ありません。
TVシリーズの「メビウス」の中で好きだったエピソードは実は「レオ」と「80」登場の回。世代的にはこの映画に出てきた4兄弟(+タロウ)なんですけど、「レオ」と「80」の方が重厚な話だったし感動しました。
俳優さんの都合などもあって、思うように各ウルトラマンたちが絡むのは難しいのでしょうけど、ダンとゲンの再会なんてものを妄想だか期待だかさせられるのが我々世代の心情ってモンです。…そんな風に考え出すと、メビウスって歴史を上手く利用した面白い作品ですねぇ。「金八先生」とか「北の国から」なんかに通じるものを感じます。
では、また来させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
最終回直前のダンディ4登場の巻は、各人の持ち味がイマイチ活かされていませんでしたね。
まぁ自分は『帰マン』や『A』がリアルタイムなんですけど、北斗と南の再会だけはちょっとウルウルきましたね。
「優しさを失わないでくれ」の台詞も。
おおとりゲンと矢的猛(敢えてこう表現します)のゲストの回は、キャラクターを、そして作品そのものをきちんと踏まえたものになっていて感心しました。
その分、現役視聴者に受け入れられたかどうかが気にはなりますが・・・。