『ホルスト「惑星」ほか』 ラトル&ベルリン・フィル
2006年 09月 25日
サイモン・ラトルがベルリン・フィルを振ってホルストの『惑星』を演奏する、しかもコリン・マシューズ作曲の「冥王星」付きだ、ということは音楽史的には大きな事件なのかも知れませんが、門外漢からしてみるとCD発売のタイミングが微妙というか絶妙だったな、ということの方が大きかったです。とはいえ、やっぱりオマヌケな印象は否めません。ホルストさんにしてみれば迷惑な話ですよねぇ。
「冥王星」付きの『惑星』CDは4種類くらいしかないそうです。
僕は他に、NAXOSレーベルからリリースされたデイヴィッド・ロイド=ジョーンズ:指揮/ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団のものを持ってます(一番安いんです)。
ただでさえ少ないのですから、これからは益々希少価値になる可能性は大ですね。
今のうちにチェック!ですよ(笑)。
そういえば、「冥王星が格下げされ、最初に困惑したのは松本零士とコリン・マシューズだったはずだ」という文章が、『ぶらあぼ』10月号のこのアルバムのレビュー記事にあるのを見つけ、思わず笑ってしまいました。
実は自分も「冥王星」付には馴染めません。そもそもメロディーがなかなか耳馴染みしないもので・・・。
トルヴェール・クヮルテットの『惑星』には「冥王星」(マシューズ作曲とは別物のオリジナル曲)以外に「彗星」や「地球」もあるのですが、あちらは冗談だとわかりますけれど、こちらは大真面目なんですからねぇ。
私もまぁいろいろな意見があるとは思いますが「冥王星」は別に付けなくても・・・といった感じです。
「金星」「土星」なんかはすごくこのCDいい音だなぁと思いました。
「冥王星」が追加される前までは、誰か作ってみたら面白いんじゃないの、
なんて考えていたんですが、いざ実際に追加されるとどうもイメージが違う・・・。
勝手なものですね(苦笑)。
でも「冥王星」までは何となく許せるのですが、それ以外の天体も追加してしまうのは反対です。
そもそもホルストの「惑星」は、実際の天体の「惑星」というよりも占星術上のものだそうですからね。
だから「地球」がないそうですし。
「アド・アストラ・プロジェクト」…「惑星」を補完する作品…ですか、いやぁ、これらの作品にそんなに重要な意義が与えられていたとは 知りませんでした。。(汗) 今回に懲りず(?) これからもラトル&ベルリンフィルのコンビにはマイナーな曲もガンガン録音していって欲しいと思っています~
商売としては有名曲をリリースした方が儲かるでしょうけれども、その合間にちょっと変った作品も取り上げて欲しいですね。





