『スタンレーの魔女』
2006年 10月 01日
松本零士の<戦場まんがシリーズ(ザ・コクピット)>の一篇、『スタンレーの魔女』が初めて舞台化されるという。

作品そのものからは離れるが、<松本ワールド>においてファントム・F・ハーロックはかなり重要な存在である。
この作品の中では「家族も友人もいない」と述懐している彼だが、その息子ファントム・F・ハーロックII世は同じ<戦場まんがシリーズ>の『わが青春のアルカディア』の主人公であり、その子孫が宇宙海賊のキャプテンハーロックになるのである。
その宇宙海賊ハーロックの若かりし頃を描いた劇場用作品のタイトルも『わが青春のアルカディア』で、その作品中では『スタンレーの魔女』共々、<戦場まんが>版『わが青春のアルカディア』も映像化され、よりその関係を密接なものにしている。
また今回が初の舞台化ということだが、厳密に言えば1979年に日劇で行われた「神谷明ショー」の中でキートン山田、中尾隆聖、玄田哲章、水島裕、上田みゆきらを交えて舞台化されたのが最初だろう。

「スタンレーの魔女」131観劇目 シアターグリーン E列7番 90分 3000円 私は、小学生の頃からの松本零士ファンです。 いまだに、宇宙戦艦ヤマト・銀河鉄道999・男おいどん・キャプテンハーロックは愛読書です。 そして、この「スタンレーの魔女」は戦場シリーズ第1巻の中の最初の1編です。 ちょっと思い入れが強い原作で、なおかつ舞台に到底向いてない感じがして非常に複雑な気持ちで観にいきました。 《かんげきゆうのお勧めランク》★★★ かなり原作に忠実に作り込ん...... more

行こうかなぁと思っていたんですが...