『夜のピクニック』(2006)
3年生の甲田貴子はその「歩行祭」で密かに一つの賭けをしていた。それは3年間で一度も話すことのなかったクラスメイトの西脇融に話しかけること。実は貴子と融は異母兄妹だったのだ。今日話せなければ、この先一生話すことなく終ってしまうかもしれない。しかし貴子はなかなか融に話しかけることが出来ずにいた。一方の融も貴子を意識しながらも、やはり彼女を避けてしまうのだった。そんな二人を見つめる友人たちは、二人の秘密を知らないので互いに好き合っているのだろうと誤解し、何とか二人をくっつけようとお節介を焼き始める。折り返し地点を過ぎ、徐々にゴールが近付いてくる。はたして貴子の願いは叶うのだろうか。

ただ願わくば、自分が中高生の頃に出会いたかったものだ。現役の中高生ならば是非見ておいて損はないだろう。
勿論、かつて中高生だった人も、この作品を見ている間は中高生に戻れることと思う。懐かしさと、それとちょっぴり気恥ずかしさを味わうことの出来る甘い作品である。

『みんなで夜歩く。 ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう。』 去年、この原作本を読んだとき自分でもビックリするくらい感動して泣きに泣いたんですよね。本を読んでこれだけ泣けたのはちょっと記憶にないくらいです。そんな大好きな本が映画化決定。最初...... more

今、この映画の記事を観てくれている人の中で、果たしてどれだけのひとが僕と同じことを思い出しているでしょうか。この映画で、「歩行祭」と呼ばれているそれは、うちの高校における「百キロ徒歩」。高1高2と参加しました。この話はまた追ってしてゆきましょう。まず映画レビューの方を。... more

会社帰り、神戸三宮で本日より公開の映画『夜のピクニック』を観てきました。 初日というのに客席はがらがら殮。土曜の夜は映画どころじゃないってことですかね・・・秊。 年に一度の、高校生活最大のイベント「北高歩行祭」。24時間、夜を徹して..... more

映画館にて「夜のピクニック」 第二回本屋大賞を受賞した、恩田陸の同名ベストセラー小説の映画化。 一昼夜をかけて80キロを1000人一緒に歩きとおす学校行事“歩行祭” 甲田貴子(多部未華子)は一度も話しかけたことのないクラスメイト西脇融(石田卓也)に話しかけるという賭けをしようとしていた。 “並んで一緒に歩く。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう?” 皆がいろんな思いを抱えて80キロを歩きとおす。 中には告白をしようとする生徒、ダイエット目的の生徒、完走が目標の生徒などもいる。...... more

監督・脚本 : 長澤雅彦出演 : 多部未華子 / 石田卓也 / 郭智博他原作 : 恩田陸 『夜のピクニック』(新潮社刊) 公式HP:http://www.yorupic.com/第2回本屋大賞に輝いた恩田陸の同名ベストセラーを映画化 ちなみに第1回は今年初めに公開されたのは「 博...... more

「夜のピクニック」は1昼夜をかけて80キロを歩き通しながら人との関係を深める実際に行われている学校行事を映画化したストーリーである。80キロの長さは確かにあるけれど、それを人生と見立てたらそれほど長い道でもあるし色々な事を経験するだけに1日で何年分の経験...... more

恩田陸原作『夜のピクニック』当初、浜松での公開予定は・・・たぶんなかったです(笑)(公式サイトに公開劇場として掲載されてなかったし)本屋大賞受賞作、結構集客あったから、そーいうことでの上映でしょうが・・・TOHOシネマズ・・・そうきたか、、、汗上映時間は、朝か...... more

9月30日から公開される恩田陸原作の「夜のピクニック」の試写。「第2回本屋大賞」受賞作を長澤雅彦監督が映画化。24時間一昼夜をかけて80kmを1000人一緒に歩き通すある高校の伝統行事「歩行祭」(恩田氏の母校で実際に行われている行事)。そのスタートから ゴールまでを記録した... more

【2006年・日本】試写会で鑑賞(★★★★☆) 第2回本屋大賞を受賞した恩田陸の同名小説を映画化。 24時間かけて1000人の生徒が80kmの距離を歩く学校行事・歩行祭。甲田貴子(多部未華子)は、今年で最後となる歩行祭であることができるかどうか、自分一人で賭けをしていた。その賭けとは、同じクラスにいる西脇融(石田卓也)に話かけること。そんな簡単なことができなかった。実は貴子には、ニューヨークに行ってしまった親友の榊杏奈(加藤ローサ)や遊佐美和子(西原亜希)にも言えない秘密を抱えていた。それは融と貴...... more

果歩さんの 潔さが 成果なり いやはや、映画のプロモーションどおりです。久し振りに、宣伝文句と中身が合致した映画を観ました。「みんなで夜歩く。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう」、まさに、そういう映画です。24時間、夜を徹して80キロを... more

24時間かけて80kmの道のりを生徒全員で歩く伝統行事「歩行祭」。高校3年生の貴子は、最後の歩行祭に一つの賭けをしていた。それは今まで一度も話した事のないクラスメイト、西脇融に声をかける事。彼と貴子には、親友にも言えない複雑な関係があった。 第2回本屋大....... more



夜のピクニック@丸の内ピカデリー1 「おまじないをかけておいた」 原作 を読んで楽しみにしていた作品です。試写会は帰省中に当選で行かれず、オンライン試写会はハズレ・・・劇場公開待ちでした。 思ったよりもコミカルな作品で原作とは随分趣きが違ってました。「... more

『みんなで夜歩く、ただそれだけのことが どうしてこんなに特別なんだろう』 その答えを体感する物語。 原作の感想はコチラで。→「夜のピクニック」 確かにただ、歩くだけのお話なんで、 「彼らといっしょに歩けるかどうか」で 映画を見終わったときの感想がちゃうでし..... more

特別なこの日だから 私は秘密の賭けをする。 製作年:2006年 製作国:日本 監 督:長澤雅彦 出演者:多部未華子/石田卓也/郭智博/西原亜希/貫地谷しほり/加藤ローサ 時 間:117分 [感想] 青春ものが好きなワタシはこの映画を密かに楽しみにしてたのよ・・・。 原作本も先に読むか、後に読むが迷ってたし・・・。 期待が大きかったせいか、なんか思ってたのと違くて拍子抜け・・・。 80kmを24時間かけて歩く歩行祭って行事はおもしろいんだけど、それを上手く料理出来てなかったって感じ。 演出が下手...... more

『夜のピクニック』鑑賞レビュー! ★ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┏┫ ♪♪第2回本屋大賞に輝く♪♪ ┏┣┓ ┃/┳━━━━━━━━━━━━━┳\┃ :*:・ /━┛ ┗━\ :*: ベストセラー小説 待望の映画化! みんなで夜歩く ただそれだけなのに どうしてこんなに特別なんだろう いつもと同じ24時間が...... more

そんな、号泣!!!みたいなのを期待してるわけもなく、「ほんわかした空気」みたいなのが味わえればいいのかな?ってことで。 漏れ聞こえる情報の限りでは、淡々と進んでいくような感じだったので眠くならないかなぁ?って心配も少ししつつ、見に行きました。 情報は予告+原作の概要は押さえてる+HPをちょっと眺めたって程度。 こまめにネタばれあります。 思ったとおりのいい映画でした。 恐ろしいくらい山も谷もありません。(最後はちょっとよかったと思うけど...... more

1000人で一緒に24時間80km歩く 高校生活最後の歩行祭 『並んで一緒に歩く。 ただそれだけなのに、 どうしてこんなに特別なんだろう。』 特別なこの日なら 2人の関係を、きっと変えられる。 「たぶん私も一緒に歩いてるよ!! 去年おまじないをかけ...... more

恩田陸の同名小説 を映画化した作品です。 原作のイメージ通りの真っ直ぐな青春映画でした。原作のイメージを壊していないのは見事だと思います。が、あまりにそのまますぎるという感じもします。原作のある映画作品の難しいところだと思いますが、原作から離れすぎても不満... more


映画紹介のサイトの「あらすじ」を読むと青春と純愛がテーマなような感じを受けたので夜のピクニックを見に行ってきました。結論から言うと純愛はほとんど関係なかったのですが。。。 ちなみにこの作品は本屋さんが選ぶ本屋大賞の第2回受賞作品です。... more

夜のピクニック/恩田 陸 ¥1,680 Amazon.co.jp 「夜のピクニック」 第2回本屋大賞を受賞した、恩田陸の同名小説を映画化。 24時間かけて80キロを歩く学校行事「歩行祭」を舞台にした青春ドラマ。 甲田貴子(多部未華子)と西脇融(石田卓也)の二人には、 ク... more

みんなで夜歩く。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう。 ■監督・脚本 長澤雅彦■脚本 三澤慶子 ■原作 恩田 陸(「夜のピクニック」新潮社刊) ■キャスト 多部未華子、石田卓也、郭 智博、西原亜希、加藤ローサ、南果歩 □オフィシャルサイト 『夜のピクニック』 1,000人の生徒が一緒に、24時間夜を徹して80キロを歩く伝統行事「歩行...... more

第45回目は「夜のピクニック」です。 今日は子供が早く寝付いたので久しぶりにゆっくりDVDで映画を見ることが 出来ましたので立て続けに2本掲載します。 まずは1本目「夜のピクニック」ですが、この映画は第2回本屋大賞に輝く ベストセラー小説待望の映画化したものです。 メガホンを取るのは、『ココニイルコト』『青空のゆくえ』などの作品で、 その作家性を評価されている長澤雅彦監督です。 この作品はDVD化するのを待ちに待っていた...... more

〜 その年代だけに存在する“特別” 〜 第2回本屋大賞に輝いた恩田陸のベストセラー作品を映画化したこの作品。全校生徒1000人で、24時間かけて80キロを歩くという伝統行事「歩行祭」を通じて、青春時代の若者の想いや感覚を瑞々しく描いています。 ヒロインは、目力が...... more

『夜のピクニック』 あらすじ 『1000人の人々が、24時間かけて80kmを歩き通す伝統行事 “歩行祭” 。今年で最後の “歩行祭” を迎える甲田貴子は、ひそかに賭けをしていた。それは、一度も話したことのないクラスメイト・西脇融に話しかけるということ...... more

監督:長澤雅彦キャスト:多部未華子 石田卓也 郭智博 西原亜希 貫地谷しほり 松田まどか□解説□全国の書店員が選ぶ第2回本屋大賞を受賞した、恩田陸の 同名ベストセラー小説を映画化した青春ドラマ。24時間かけて80キロを歩く学校行事を通し、高校生の友情 や葛藤を描いたのは、『ココニイルコト』『青空のゆくえ』 の長澤雅彦監督。出演は『HINOKIO ヒノキオ』の多部未華子、『蝉しぐれ』の石田卓也、『花とアリ...... more

夜のピクニック 通常版(2006/日本) 高校生活最後の伝統行事「歩行祭」を迎える甲田貴子は、一度も話したことのないクラスメイト西脇融に話しかけようと考えていた。2人は異母兄妹の間柄で、そのことは誰にもいえない秘密だった。一方、融も貴子を意識しながらも近づくことができず、事情を知らない友人たちが勘違いして、告白するようけしかける。 (シネマトゥデイ) ... more

『みんなで夜歩く。ただそれだけなのに どうしてこんなに特別なんだろう。』 コチラの「夜のピクニック」は、9/30公開になる全校生徒が24時間かけて80キロを歩く高校の伝統行事"歩行祭"の1日を描いた青春映画なんですが、試写会で観て来ちゃいましたぁ〜♪ 第1回....... more

夜のピクニック 通常版 ¥3,511 Amazon.co.jp (WOWOW@2007/09/05) 出演 多部未華子 、石田卓也 、郭智博 、西原亜希 、貫地谷しほり 、松田まどか 、柄本佑 、高部あい 、加藤ローサ 、池松壮亮 、近野成美 、嶋田久作 、田山涼成 、南果歩 スト... more

あらすじ高校生活最後の伝統行事「歩行祭」を迎える甲田貴子(多部未華子)は、一度も話したことのないクラスメイト西脇融(石田卓也)に話しかけようと考えていた。2人は異母兄妹の間柄で、そのことは誰にもいえない秘密だった。感想チャンネルNECOで観ました。第2...... more

平成16年の作品だし、映画化もされているし、本屋大賞と吉川英二文学新人賞も受賞しているから、ご存知の方も多いだろうから、かな~り今更なのですが、久しぶりに読み返したんで。... more
最初に話を聞いたときは「なんじゃそりゃ?」と思ったりもしたんですが(苦笑)、作者の母校で実際に行われている行事だそうですし、各地で似たようなことをしている学校は結構あるようですね。
当事者は大変でしょうけれども、他所から見るとなんだか羨ましく思えます。
それに、大変だ、嫌だと思っていた生徒たちの中にも、卒業後には懐かしく思い出す人も少なくないんでしょうね。
TBありがとうございました。
うちの娘の学校でも歩行祭がありました。PTAとしてそのお手伝いをしたせいか、歩行祭への思いいれも人よりは深いです(笑)
歩行祭の前日は「イヤだな~」と言っていたのに、終わってみればいつも達成感にあふれた顔をしていましたよ!
やっぱり特殊な行事ではなく、ありふれた行事なんですねぇ。
残念ながら自分の周囲の学校ではそんな話は聞きませんけれど。
実際に歩く生徒も大変ですけれど、それを支える先生や親御さんも大変ですよね。
それに他にも大勢の地域の人々が応援してくれているんでしょうし。
でも、学園祭や体育祭とは違った楽しみがありそうで、やっぱり羨ましいですねぇ。
きっと、おじさんおばさんのほうが見たくなる映画なんでしょうね。(笑)
「見ている間は18歳になれます」と原作者は語ったそうですが、そう思います。
そういう面ではノスタルジアの産物なのかも。
作劇上では欠点が結構目立つ作品ではありますが(意味不明の演出があったり)、
それでも愛すべき作品だと思います。
でも、嫌いな人(苦手な人)はトコトン嫌いでしょうねー。
彼女が見たら幼いと思うかも・・・。
15歳の娘なら笑って見てるかもしれませんが・・・。
高校生にしてはテンションがというか、やってることが
中学レベルな気がなきにしもあらずでしたけど。
見ている間は18歳になれるというキャッチコピーは
もろ実感しました。
すでにその時代を通り過ぎた大人が見て
そのきらめきにノスタルジーを感じる映画じゃないでしょうか?(笑)
どなたかが「高校生には見えない」と指摘されていたんですが、
それは自分も感じました。
これが中学生の設定だったら、もっとすんなり受け止められたかも知れませんね。
現役の中高校生に見て欲しいなぁとは思いつつ、
やっぱり「元」中高校生がノスタルジアに浸る作品なんでしょうかね(苦笑)。
TBバックありがとうございます。
確かにこの作品、なんだか「中学生日記」byNHKな雰囲気が
前面に出ていましたね。今も昔も高校時代はもっとヤバイこと
していたように思います。(どんなことかは聞かないでください)
ただ、普段会っている友達なんかとも腹を割って話す機会としては
この「歩行祭」は絶好のチャンスなのかもしれませんね。
なるほど、『中学生日記』ですか。そんな雰囲気もありそうですね。
で、確かに友人とじっくりと話をする機会はなかなかありませんね。
修学旅行にしろ、学園祭にしろ、時間に追われてしまっている面はありますからね。
この学校の生徒さんたちは大変かもしれませんが、傍から見るとやはり羨ましいです。
DVD購入しちゃったので、もう一回見直そうかなと思いつつ、なかなか時間がとれません。
せっかく『ピクニックの準備』も買ったんだけどなぁ。
TBありがとうございます。
ずっと歩いているだけなのに観ていて心地よかったです。
私が通っていた高校は徒歩遠足がありましたけど、
この作品のように歩行祭があったらよっかたなぁと思いました。
実際にあったら面倒くさいと思うんでしょうけど(笑)
高校時代、劇的な(?)イベントはなかったなぁ・・・。
普通に学園祭や球技大会なんかはありましたけれどね。
皆さんが羨ましい。
といっても、もし自分がその立場だったらブツブツ文句言ってただろうけれど(笑)。
でも、現役の頃に見てたらどうなんだろう?
より楽しめたのかなぁ~。
大人が見ると、とても懐かしい気分に浸れるのですが、
現役だったら~なんて想像もつきませんです(^-^;
現役だったらフィクション臭を強く感じたかも知れませんね。
あまりに作為的だとかなんとか。
あんまり過去を振り返りたくはないのですが、やっぱり過去を振り返りながら観る作品なのかなぁ・・・。