『笑うナース笑えるナース』 池内好美・編
2006年 10月 04日
副題は<現役看護婦79人の本音>。× × × ×
「実在するオタンコナース、仰天エロドクター、抱腹絶倒おバカ患者、病院は毎日がパニック!」というのが帯の惹句。まぁ、そのまんまの本です。看護婦さんに対するイメージというのは人それぞれでしょうけど、外部の人間にはやはりピンとこない部分も多いですね。
そこでこの本では実際に看護婦さんから取材したいろんなエピソードをとりあげ、「やっぱり看護婦さんだって普通の人間なんだ」、「病院だって一般の会社と変わらない職場の一つなんだ」という当たり前のことを明かにしてくれます。人間なら誰しもが持ってる失敗談や、会社での噂話などなど。ただ、それでも病院や医者、看護婦には神聖なイメージを持ちつづけたいですねー、自分の生命を預けることだってあるんですから。そしてこれが全部実話だとすると、笑うどころじゃないんですがねぇ・・・。
ということで以前「こちら閲覧室」で紹介したこともある本書ですが、今でも時々手にとって拾い読みをしています。
その内容を、考えれば考えるほど笑えなくなってくるのは困ったものですが。