『コナン・ザ・グレート』(1982)
2006年 10月 08日
ロバート・E・ハワードが生み出した蛮人コナン、初めての映像化作品(のはず)で、主演はこれがおそらく日本初お目見えだったアーノルド・シュワルツェネッガー。
コナンは冒頭に記したようにハワードが書き残した小説シリーズのヒーローですが、この作品は直接原作に材を採ったものではなく、映画用のオリジナル・ストーリーです。映画としては、面白かったです。
こういうのが男らしさというんだろうか?とも思ってみたりしましたが、よく作りこんであって、長尺を感じさせてない充実感。
残念ながら音楽を覚えているかといわれると・・・あ、でも壮大な叙事詩というかそういう展開が始まるんだぞーという高揚感溢れるものがあったなというのは、覚えてます。さすがにメロディラインまでは浮かんできませんが(^^;
ただ、原題が「コナン・ザ・バーバリアン」だし、元々コナンは未開人という設定だったはずだから、これぐらいで丁度良いと思います。
ヒロイック・ファンタジーに美形が登場するのは、多分マイケル・ムアコックの「エルリック・サーガ」以降じゃないですかね。
音楽、機会があれば是非聴いていただきたいところですが、作曲家も作品も、いまいちメジャーじゃないもので。
でも洋邦問わず業界内にもファンが沢山いるんですよね。





