『シャーロック・ホームズの生還』<新訳シャーロック・ホームズ全集> アーサー・コナン・ドイル
2006年 10月 22日
全9巻で刊行予定のこの全集も、これが4冊目。もうじき折り返し地点に差し掛かりますが、相変わらず刊行ペースはゆったり。ど
うせならもっとまとめて読みたいものですが、ここまでくると他社刊行のものに乗り換えるのも癪だし、我慢我慢ということになりそうです。
今回収録されているのは「空き家の冒険」、「ノーウッドの建築業者」、「踊る人形」、「美しき自転車乗り」、「プライアリ・スクール」、「ブラック・ピーター」、「恐喝王ミルヴァートン」、「六つのナポレオン像」、「三人の学生」、「金髪の鼻眼鏡」、「スリー・クォーターの失踪」、「アビィ屋敷」、「第二のしみ」の13篇。
「最後の事件」でライヘンバッハの滝に姿を消したホームズでしたが、「空き家の冒険」では実は死んでいなかったとひょっこり姿を現します。
ドイル自身はホームズを殺してシリーズに決着をつける意向だったようですが、ファンや出版社側がそれを許さなかったということですね。
何はともあれ、こうしてシリーズが再開して作品が次々に執筆されたのは喜ばしいことでした。
例えホームズの生還が、ご都合主義以外の何物でもないとしても。
ホームズの推理も相変わらず冴えまくり、と書きたいところなのですが、何となく推理そのものよりも物語自体の筋立てに主眼が移行しているような、そんな気が少しします。
そして、グラナダTVシリーズでドラマ化されたうち、高得点に入るのがこの巻にある物語ばかり。
「プライアリ・スクール」(プライオリになってます)は、古い修道院や教会や冬枯れの荒野が見所だし、「第二のしみ」(第二の血痕)は笑っちゃうほどすごい演出ですが、面白いです。
ドイル自身もホームズを復活させるにあたって、腹を括って自分の持てるテクニックとセンスを注いで書いたんじゃないかなあ、と思います。
推理より人間ドラマが主体になったことで、ホームズが人間らしくなったように思えるし、だからこそビジュアル化にむいたんでしょうね。
全編お読みになったら、ぜひグラナダ版をご覧ください♪って、もうご覧になってるかもしれませんけど<エクスカリバーさんなら!
随分前に友人から勧められたことがあり、その時はさほどホームズに興味を持っていなかったので何となくスルーしちゃってたんですが、いざ興味を持ち始めた頃にはNHKもなかなか再放送してくれないし、レンタル店でもあまり置いてないし、という具合です。
いきなりDVD-BOX買う勇気もないもんで、ここ数年は凹み気味です(苦笑)。
NHK繋がりになりますけれど、このシリーズと「ポアロ」のシリーズは、全話きちんと見ておきたいですねぇ。
あ、でも「ポワロ」は原作一冊も読んでないや・・・。
今は、海底2万海里にはまっています。
ごめんなさい。記事とあんまり関係なくて。。。
私のおすすめは「マスグレーブ家の儀式書」「第二の血痕」。あまりに情けない話すぎて笑っちゃうのは「青い紅玉」です。
レンタルでも同じだと思いますが、NHK放送版でないオリジナルバージョンだとNHKがカットしちゃった問題?シーンがあったりして、興味深いですよ(笑)
ロストワールドの無声映画はむちゃくちゃ貴重なんじゃないでしょうか。
確かに面白いとはいえないかもしれないけど。
ロストワールドパスティーシュ?と思われる恐竜モノB級映画『恐竜グワンジ』なんか、もう一度見て見たいです!
エクスカリバーさんはご覧になってますか?<グワンジ
(オマージュ的なシーンが、ジュラシックパーク2に出てきます♪)
OKですよ~。
まぁ『ロストワールド』も『海底2万マイル』も別トピありますけれど(笑)。
『ロストワールド』の無声映画版は以前見たことがありますが、今観ても良く出来た映像ですね。
イタズラ好きの原作者のコナン・ドイルが友人たちを集め、このフィルムを見せて皆の度肝を抜いた、というのも頷ける話です。
『海底2万マイル』は、小学生の頃に岩波少年文庫版を読んだんだと思いますけど、細部は忘れちゃってます。
今年に入ってディズニー版の映画を見直してますので、原作もまた読んでみたいなと思ってます。
『恐竜グワンジ』、録画したビデオは持っているんですが、まだ見たことないです。
ハリーハウゼン関連(ちょっと乱暴な括りですが)も、少しずつ押さえつつある状況ですので、見る予定には入っています。
その際にはこちらか、或いはサイト本館で感想書きますので~♪
ダイジェストみたいなやつは見たことあるんですけどね。
私自身、色んな人から「趣味悪い」と思われてますけど・・・(苦笑)。





