『007/私を愛したスパイ』(1977)
2006年 11月 11日

この作品あたりから決定的にシリーズから離れたというオールドファンも少なくないと聞くが、実はシリーズでも上位にくる傑作。
残念なのはヒロイン役のバーバラ・バック。

007シリーズ10作目にしてロジャー・ムーアの3作目。前2作に比べて格段によくなっている。要素詰め込みは相変わらずだがスパイものとしてしまっている。ロジャーものはあと4作あるのだが、もしかするとこれが最高傑作なのかもしれない。 監督はあの恥ずかしい「007は二度死ぬ」のルイス・ギルバートなのだが、ここではあの時の荒唐無稽さを感じさせずに秀逸な出来となっている。007作品の良し悪しは監督のせいとはいえないようだ(ロジャーものではいまいちだったガイ・ハミルトンも「ゴールドフィンガー」は傑作といわれているし...... more

監督 ルイス・ギルバート 主演 ロジャー・ムーア 1977年 イギリス映画 125分 アクション 採点★★★★ 誰かと付き合うってことになる場合、だいたいは自分の方から好きになるってのがほとんどの私。「好きです!付き合ってください!」と土下座されたことなど、一度もござい..... more

1977年 原題:『The Spy Who Loved Me』 監督:ルイス・ギルバート 出演:ロジャー・ムーア、バーバラ・バック、クルト・ユルゲンス、リチャード・キール他 ボンドシリーズ第10作。破天荒なストーリー展開は相変わらずなんですが、なんか微妙に過去作品とかぶってるところが..... more

1977年 イギリス 125分 007シリーズ これ、面白かった!ストーリーがよく練られててキャラも最高。ヒットするわけですねー。エジプト・カイロロケで世界を回りつつロジャームーアのジェームスボンドが確立された1作になったのでは。 まずタイトルである私を愛したスパイ、..... more

007 私を愛したスパイ アルティメット・エディション 監督:ルイス・ギルバート 出演:ロジャー・ムーア、バーバラ・バック、クルト・ユルゲンス、キャロライン・マンロー、リチャード・キール、バーナード・リー... ... more

007 私を愛したスパイ 1977年 / イギリス 監督: ルイス・ギルバート 出演: ロジャー・ムーア バーバラ・バック クルト・ユルゲンス リチャード・キール キャロライン・マンロー ストーリー 英ソの原潜が行方不明になるという事件が発生、にわかに東西...... more

『THESPYWHOLOVEDME』公開:1977/12製作国:イギリス監督:ルイス・ギルバート原作:イアン・フレミング主題歌:カーリー・サイモン出演:ロジャー・ムーア、バーバラ・バック、クルト・ユルゲンス僕が無茶をしたことがあるかってぇ? 何言ってるんですかあーた。あなた任...... more

●007/私を愛したスパイ ★★★ 【地上波】第10作。ボンドは3代目のロジャー・ムーア。ボンドガールはリンゴ・スターの妻のバーバラ・バック。悪役は「眼には眼を」のクルト・ユルゲン。ソ連とイギリスの潜水艦を拉致し、モスクワとニューヨークを破壊して地底王国を気付こうとするカールの陰謀を美しいロシア・スパイと協力してボンドが阻止する!…なんてハチャメチャなストーリー。ボンドカーがスーパーカーのロータス・エスプリでかっこいいー!でもまたもオープニングをカット放送でとほほ!ルイス・ギルバート監督。 ●00...... more

最高作と名高い(らしい)シリーズ10作目。確かに楽しめる作品でした。(バカバカしい部分も多いけど)個人的には、ボンドカーのロータス・エスプリ、ボンドガールのバーバラ・バック。そしてそして、なにより殺し屋のジョーズことリチャード・キール。あれは最高だね。ボン...... more

五つ星評価で【★★★全体には大味だと思う。スパイ映画というより戦争映画みたい】 公開年以来の再見。 バーバラ・バックより、出番の少ないキャロライン・マンローの方 ...... more
私がボンドファンになって以来、
常にベストワンをキープし続けている作品が、
「私を愛したスパイ」です!
砂漠にタキシード、英ソの一級スパイの競い合い!
“Nobody Does It Better”
正に、その通りです(笑)
今のところ自分には”ベスト1”と呼べる作品はないんですが、”トップ5”を選ぶならば入ってきますね。
これでバーバラ・バックがもっと動けて、そして音楽がジョン・バリーだったらもっと良かったんだけどなぁ。
カジノロワイヤルで007にはまって、シリーズを少しずつ見ているところです。
今回はとっても派手でしたね〜。
ボンド・ガールはスパイだったけど、スパイっぽくなかったですね。
先週見たミシェル・ヨーが強かったから比べてしまいました。
コメ&TB、ありがとうございました。
”ゴッデス・オブ・アクション”(アクションの女神)ミシェル・ヨーと比べるのは酷ですが(苦笑)、もうちょっと動けると良かったですね~。
ポーズも今ひとつ決まってなかったし。
このシリーズ、なかなかバラエティに富んでいるので、これから一本ずつ楽しんでご覧下さい。
自分も早く最新作観に行かないと!
もう公開が終っちゃう~。
ブードゥー教を借りた黒人の陰謀だったり、殺し屋との一対一の対決だったりと、なんとなくこじんまりしています。
その点この作品は、久しぶりに世界規模の危機に立ち向かう007が堪能出来るという面でも楽しめました。
シリーズのパロディ的要素といえば、アバン・シークエンスで殺されてしまうトリプルXの恋人役が、どことなくジョージ・レイゼンビーを髣髴とさせるルックスなのも狙いなのかもしれません。
余談ですがこの人は、後にロジャー・ムーアが降板を表明した際には4代目候補にも推されたことがあったそうです。

そうすねえ。やっぱり「xxx」だからヴィン・ディーゼルが女装した方が良かったですかねえ。まあ、ロジャー・ムーアのアクションもけっこうかっこよくないですけどねえ。
ソニーとしては「007」の権利が手に入ったから今更亜流作品作る気はないんじゃないかと思いますが、今度は2作目を蹴ったヴィン・ディーゼルが乗り気らしい。
『リディック』復活も目論んでるようだけど、ヒットシリーズが欲しいんだろうな。
バーバラ・バック、ホント、もっと動ける女優さんだったらなあ。
ロジャー・ムーアは・・・立ってるだけなら格好良いんだけどね。