『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(1983)
2006年 11月 22日
さて12年ぶりのボンド役復帰ということで、「年齢的に大丈夫なのか」と危惧されたコネリーだったが、実は現役ボンド(当時)であるロジャー・ムーアよりはコネリーの方が3つ程若い。
また上手く年輪を重ねた感があって、本家シリーズの最終作となった『007/ダイヤモンドは永遠に』の頃よりも颯爽としていて、かつては第一線で活躍しながらも上司とそりがあわずリストラされかかったベテラン、だがまだまだ健在、てな雰囲気はよく出ていた。
実際観ているうちに、どうしても頭の中に<ボンドのテーマ>が流れてしまうシーンが幾つかあるし、新任という設定のMは兎も角(本家シリーズでも、演じていたバーナード・リーの死去に伴い二代目が登場している)、マネーペニーはロイス・マックスウェルに、Qはデズモンド・リューウェリンに脳内変換してしまうのだ。
ショーン・コネリーのジェームズ・ボンドが12年ぶりに復活、といっても007本シリーズではなく別プロダクション。本シリーズを皮肉った姿勢をとってはいるが、内容に手抜きは無く、立派に007ものである。 プロットは本シーズ4作目の「サンダーボール作戦」と同じなのだが、展開がやや違う。実際、最初に見た当時は同じ話だとは気づかなかった…。 で、悪役が現代的になっている。クラウス・マリア・ブラウンダウアー演じるラルゴはオタクで狂気な感じで、ゲイリー・オールドマン型(?)の悪役である。ある意味、とても怖い(^^; ...... more
1983年製作のアメリカ映画。 全米4週連続1位、興行成績$55,432,841の大ヒット。 犯罪組織スペクターによるNATOの核ミサイル強奪事件が発生。特命を受けたジェームズ・ボンドはバハマに急行し、スペクター幹部・ラルゴの愛人との接触を図るが、そこにはスペクターの罠が待ちかまえていた……。「007/サンダーボール作戦」をアメリカ映画界がリメイク。 直前にジャッキー・チェン主演の映画を見ていたせいか、とにかくショーン・コネリーの動きがのろいのろい。その昔川上哲治はピッチャーの投げるボ...... more
1983年 アメリカ 133分 12年振りにショーンコネリーが復活して作られた「サンダーボール作戦」のリメイク版。リメイク版といってもかなり手を入れているので、ぱっと見、同じ話と思えない。ブロフェルトも長髪とヒゲでイメチェン?してる。ヒットしたら続けて作る予定だった..... more
『NEVER SAY NEVER AGAIN』公開:1983/12監督:アーヴィン・カーシュナー製作:アメリカ原作:イアン・フレミング主題歌:ミシェル・ルグラン出演:ショーン・コネリー、キム・ベイシンガー、クラウス・マリア・ブランダウアー♪帰ってきたきたぞ〜、帰ってきたぞ〜ショーン....... more
「ゴールデン・アイ」「ワールド・イズ・ノット・イナフ」それから古い「ロシアより愛をこめて」とか。
諸事情でおそらく公開後一週間ぐらいは観に行けないと思うので、何とか間に合うかなぁ。
お身体、大丈夫ですか?
まだまだ長引きそうですのでご自愛下さいませ。
ショーン・コネリーのどこが好きって、声が好きです。
吹き替えをしてる若山弦蔵さんもばっちりで♪
カジノロワイヤルのプレミア行きました、そしてネタバレしちゃってますので、ご覧になるまで拙宅へはお越しになりませぬよう・・(笑)
今度出た「007」のDVDも、新録とはいえ若山版の吹替が収録されているのは嬉しい限り。
といっても、まだ聴いていませんけれど・・・。
『カジノ・ロワイヤル』、観るのがもうちょい先になりそうなので、今は情報シャットアウトしてます。
観終わったらこちらでも感想アップしますので、その時は色々語り合いましょう。
宜しくお願いします。
このショーン・コネリーを見るとステキなんですが・・・
MもQもマネーペニーもなんだかなと(笑)
私も変換してました~
Mは仕方がないのですけどね。
ロジャー・ムーアより年下にはちと見えませんけどね。
この二人、若い頃からの友人同士らしいのですが、不思議と共演作はないようです。
10年くらい前に共演作が企画されたこともあったらしいですが、観てみたかったですね。
そういえば何年か前のアカデミー賞のプレゼンターとして、ムーア、コネリー、それにマイケル・ケインの3人が出てきて、寸劇みたいなこと、やってたなぁ。
ケインもこの二人と仲が良いらしく、それぞれ共演作がありますな。