『夢みるクラシック 交響曲入門』 吉松隆
2006年 11月 24日
作曲家・吉松隆が、クラシック音楽の中から交響曲をピックアップして、その音楽の成り立ちや形式(約束事)などを解説し、さらに代表的な作品を紹介するという一冊。作曲家のセンセイと、センセイが仕事場として借りているビルのオーナー(センセイの旧友)の、その高校生と思しき娘さんとの会話という形で進められていくので大変読みやすく、普段何気なく耳にしている交響曲を、今度はちょっと意識しながら聴こうかなと思っている人にはお勧め。
もっとも、理屈がどうのこうのと言うよりは――という人は直接CDなりを聴くほうが良いだろうが(百聞は一見にしかず、ではなく”一聴にしかず”か)、それでも、どれから聴いたら良いかわからないというならば参考になるのでは。
書名からすると「協奏曲入門」とかの続巻もありそうなので、そちらにもちょいと期待。





