『スター・ウォーズ/帝国の後継者』 ティモシイ・ザーン
2006年 11月 28日

ルーク・スカイウォーカー、ハン・ソロ、レーア・オーガナ・ソロ(ハンと結婚し双子を身篭っているという設定)、ランド・カルリシアン、チューバッカ、C-3PO、R2-D2、さらにウェッジ・アンティルスやアクバー提督、モン・モスマら映画で御馴染みのキャラクターに加え、スローン指揮下のスター・デストロイヤーを操るペレオン艦長、ジェダイの長の生き残りジョルース・クボース、密輸業者のタロン・カルデ、カルデの片腕にしてルークを付け狙う謎の女戦士マラ・ジェイド、共和国内にあって実権を握らんとする野心家の政治家ボースク・フェイリャなど、一癖も二癖もある新キャラクターも目白押し。
マーク・ハミルやハリソン・フォード、キャリー・フィッシャーらを起用しての新たな冒険の映像化は、イメージの点からも難しかろうが、小説ならばそのあたりは自在なわけで、これは着眼点としては良し。
なお、この作品も映画本編同様の3部作構成の、その第1作目である。