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『ウォレスとグルミット/チーズ・ホリデー』(1989)

『ウォレスとグルミット/チーズ・ホリデー』(1989)_e0033570_22441230.jpgバカンスの計画を立てていたウォレスは、一息入れようとお茶とクラッカーを用意しますが、大好物のチーズを切らしてしまっていたことに気付きます。
ふと見上げた空には美味しいそうなお月さま。
月にはきっと美味しいチーズがいっぱいあるに違いないと確信したウォレスは、グルミットを助手にしてさっそくロケットの製作を開始。
見事に完成したロケットに乗って月世界へと旅立ちますが、そこには謎の月の番人が存在していて
…という、クレイ・アニメーションで描かれるドタバタ・コメディ。

これが「ウォレスとグルミット」シリーズの記念すべき第一作で、監督のニック・パークは学校の卒業制作として作り始めたものの、結局は完成まで6年も費やしてしまったという代物です。
それでも学校は無事に卒業出来たようですし、完成させてしまった執念も大したもの。

月はチーズで出来ているという発想も凄いのですが、簡単に月旅行が実現してしまうあたり、個人的にはちょっと引っ掛かる部分がないでもないですね。
どちらかというと後の2作、『ウォレスとグルミット/ペンギンに気をつけろ!』『ウォレスとグルミット/危機一髪!』の方が好みではあります。
『ウォレスとグルミット/チーズ・ホリデー』(1989)_e0033570_19443914.jpg

Commented by cinema-can at 2007-02-03 00:32
私も、1番のお気に入りは「ペンギンに気をつけろ!」です!
昨年の長編の新作も楽しかったけど、
この3作くらいの30分ってのも、結構いいですよね〜。
やっぱ、グルミットは可愛いなぁ〜。
一家に一匹?というか一人ほしいです!!(笑)
Commented by odin2099 at 2007-02-03 11:00
>ルナさん

まだ長編版、見てないんです(汗)。劇場で見逃したら、なんか優先順位が下がっちゃった・・・。
他に超短編もあるんですよね。
ところで製作のアードマンは、ドリームワークスとの業務提携を解消したとの報道がなされたのがちょっと残念です。
ヒットに恵まれなかったことと、製作スタンスの違いがその理由らしいですが、そうなると今後『ウォレスとグルミット』の新作が作られたとしても、長編版のような大規模公開は難しいかも知れません。
スピルバーグが惚れ込んで実現したコラボだったはずなんですが、合わなかったのかなぁ~。
by odin2099 | 2007-02-01 22:45 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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