『アンダーワールド』(2003)
2007年 02月 20日
ヴァンパイアの処刑人セリーンはある時、一人の人間の青年マイケルをライカンが執拗に追っていることに気付く。セリーンはその理由を探るべくマイケルに接触するが、ライカンがその場を急襲し、マイケルはライカンのリーダーであるルシアンに咬まれてしまった。
成り行きでマイケルを助け出したセリーンは、彼を一族の隠れ家へと連れて行くが、それは掟破りの禁じられた行為だった・・・。
劇場で見逃したものをDVDで見た一本だが、評判通りスタイリッシュで面白い映画だった。
主演は『ハール・ハーバー』のヒロインだったケイト・ベッキンセール。暗殺者というには華奢な感じもするが、レザー・スーツに身を包んだ彼女の姿は実に格好良い。これはキャスティング・ディレクターのお手柄だろう。『パール・ハーバー』の彼女には全く魅力を感じなかったが、この作品、そして『ヴァン・ヘルシング』とジャンル・ムービーの似合う女優さんへと変貌を遂げていた。
ヴァンパイアとライカン、いがみ合う両種族に秘められた過去の因縁話も深く、単純に両者を善悪で色分けしていないのも良い。というより、最後に善悪を逆転してみせるからこそ、クライマックスの展開がカタルシスを生むのだ。
監督のレン・ワイズマンはMTV出身で、これが長編初監督作品。全篇をダークなモノトーンで統一し、饒舌になり過ぎないヴィジュアル世界を繰り広げている。『マトリックス』あたりとの類似点を挙げてしまうのは酷だが、充分に娯楽作品として合格点を上げられる出来映えだろう。なお、本作が縁でケイト・ベッキンセールとめでたくゴールインしたのだが、彼女の前夫はルシアン役で出演しているマイケル・シーン。芸能界とはつくづく不思議な世界だなぁと思う。
アンダー・ワールド 2003年 レン・ワイズマン 監督ケイト・ベッキンセール , スコット・スピードマン , マイケル・シーン ,ビル・ナイ 2見るために、まず、見直しました。 女ブレイド、、、かっこえ〜、、、しかし彼女、地は赤毛?この黒いボブ、めっちゃくち....... more
ホラーアクション洋画 ホラー映画初心者のすけきよです。「ヴァン・ヘルシング」のケイト・ベッキンセイルが主演の「アンダーワールド」観ました。 あらすじ:ブラックレザーのコートに身を包み、夜の町を見下ろす美女セリーン。ヴァンパイアのセリーンは、長年戦い続けている宿敵ライカン(狼男族)の処刑人だった。ある晩、マイケルという青年医師に出... more
監督:レン・ワイズマン 製作:トム・ローゼンバーグ、ゲイリー・ルチェシ、リチャード・S・ライト 製作総指揮:スキップ・ウィリアムソン、ヘンリー・ウィンタースターン、テリー・A・マッカイ、ジェイムズ・マクアイド、ロバート・ベルナッチ 原作:ケビン・グレヴィオー 脚本:ダニー・マクブライド 撮影:トニー・ピアース=ロバーツ 美術:ブルトン・ジョーンズ 編集:マーティン・ハンター 衣装(デザイン):ウェンディ・パートリッジ 出演者:ケイト・ベッキンセール 、スコット・スピード...... more
現在コチラの「アンダーワールド」の続編「アンダーワールド:エボリューション」が公開中なんですが、まだこの1作目を観ていなかったので、まずはコチラからって感じで観てみましたぁ〜♪ そんなに予備知識なく観たのですが、冒頭に「ナイト・ウォッチ/NOCHNOY DOZ...... more
2007年三度目の更新です。 残念ながら冬期休暇は今日まで{/face_hekomu/} 明日からは仕事です{/down/}。といっても2日行けば三連休なんですけどね{/up/}(休めるといいなぁ{/face_ase2/}) 本日、休暇最終日はこの記事アップしてから、映画でもみようかなぁと思っていたのですが…、ついお出かけしてしまいました。 行った先は、昨年の後半にオープンしたショッピングモール「イオン八幡東ショッピングセンター」 ココのテナント数って凄いですね(近くでは一番多いんじゃないかなぁ{...... more
原題「UNDERWORLD」 2003 公式サイト 公式サイト English 人間が知らない世界“アンダーワールド”にて、数百年にわたって戦い続けてきた吸血鬼族“ヴァンパイア”と狼男族“ライカン”。時代の流れにのって、コンピュータや車など科学を駆使し、それぞれの弱点の弾をこめ..... more
それで「パート2は絶対映画館で見るぞ」と誓ったのですが(?)、結局挫折しています・・・。
いつ見ようかな~と思いつつ、なかなか時間が取れない毎日。
うー、フラストレーションがたまる~。
『リーグ・オブ・レジェンド』、あまり評判は良くなかったようですが、僕は好きでしたね。
アラン・クォーターメン復活を示唆して幕を閉じていますので、是非とも続編を見たいものですが、興行的にも失敗したようなので望み薄。
原作の第二部はH.G.ウェルズの『宇宙戦争』が下敷きになっていますので、もしその通りならスピルバーグ作品と比較されてしまうでしょうか。
「多分」という変な表現になってしまうのは、実はDVDで鑑賞したのですが、どうにもこうにも画面が暗くてフラストレーション溜まりまくりだったんですね、この映画。
内容は自分好みなだけに、ちゃんと劇場で観るべき映画だったな、と今さらながら後悔している次第です。(うちのTVのせいやろっ!のツッコミはなしで。^^;)
本当はそれ、目に悪いからやっちゃいけないんだそうですが、明るい部屋で映画を見るのはどうにも気分が出ないもので。
パート2は挫折しましたが(近々DVDで見る予定)、パート3は作らないんでしょうか。
もし作られたら今度こそ・・・。
この作品は面白かったですねー。いろんな新兵器にもびっくりでしたが、ケイト・ベッキンセールがかっちょよくって惚れ惚れしてしまいました。
監督さんと結婚したってのは知っていたんですが、前の夫がルシアン役の人だったんですか(@_@;)
ほんっと芸能界って不思議な世界ですね(^^;
ケイト・ベッキンセールってあんまり動けるイメージがないんですけど、
これだけ格好良いのはカメラアングルや編集の妙というやつでしょうか。
それとも監督の「愛」?
ところで色々調べてみると、マイケル・シーンとの間に子どもがいるのは事実ですけれど、
「恋人」と表現しているところもあるので、入籍はしていなかったのかも。