【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

心からの言葉

昨日、『ウルトラマンメビウス』が一年間の放送に幕を下ろした。

『ウルトラマンネクサス』の途中打ち切り、『ウルトラマンマックス』の急遽登板と、前2作品が何れも9ヶ月という半端な放送期間だったことを考えれば、完走できたことは喜ばしい。
劇場版とウルトラ兄弟ゲスト編、それに最終回くらいしか見ていないので大きなことは言えないが、手垢のついたヒーローも、見せ方によってはまだまだ充分イケるんだな、と再認識させてくれた番組だったと思う。

1981年に『ウルトラマン80』の放送が終了してから約15年、1996年に『ウルトラマンティガ』でTVシリーズが再開され、幾度かの中断期間がありながら継続されてきたのだが、これら平成期の作品では設定を一新し、意図的に過去シリーズとの関連は否定されてきた。
すっかり過去のものとなった感のあった昭和期の作品群だが、かえってそれが良かったのだろう。ストレートにこれらの作品群の地続きだと宣言し、オリジナルのキャストも揃えた『メビウス』は見事にリフレッシュさせてくれていた。ウルトラマンもセブンも、エースやレオ、80さえもが格好良いのだ。

こういった『メビウス』のスタンスには否定的意見も少なくないが、第二期シリーズの諸作品と共に歩んできた身としては、疑問点がないとは言わないが肯定したい。
兄弟との共闘を前面に押し出した劇場版も公開規模の割りにヒット作となったが、TVシリーズにはそれがさほどフィードバックしたとは言えず、結局後番組の企画も立てられながら(今年誕生40周年となる『ウルトラセブン』を題材にした作品で、勿論セブンも登場。脚本も数話分完成していたという。ただ『メビウス』の世界観を受け継いだものかどうかは不明)、シリーズそのものの幕引きともなってしまった。

オリジナルといえば、ハヤタ/黒部進、モロボシ・ダン/森次晃嗣、郷秀樹/団時朗、北斗星司/高峰圭二、おおとりゲン/真夏竜、矢的猛/長谷川初範、それに南夕子/星光子、タケナカ/佐原健二らが顔を揃えたことが話題になっている(返す返すも東光太郎/篠田三郎のみ実現しなかったのが惜しまれる)が、ザラブ星人/青野武、ババルウ星人/清川元夢(外伝ではウルトラマンキングも)、それにメフィラス星人/加藤精三ら声のキャストもオリジナルと同一なことはもっと評価されても良い。
それが叶えられなかったウルトラマンタロウ/石丸博也、ウルトラの母/池田昌子にしても、映画『ウルトラマン物語』と同じということは準オリジナルとでも呼べるキャスティング。となるとゾフィー/田中秀幸は兎も角、ウルトラの父/西岡徳馬という配役には疑問が残るのだが・・・(『ウルトラマン物語』では石田太郎)。
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by odin2099 | 2007-04-01 12:52 | ヒーロー | Trackback(2) | Comments(0)
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