『しょこたん★かばー ~アニソンに恋をして。~』 中川翔子
2007年 05月 13日

なんせリアルタイムでお父さん知ってますからねー、『超力ロボ ガラット』、ナンノ主演の月ドラ版『時をかける少女』etc。
で、アニメヲタクとしても知られる彼女がアニソンのカヴァー盤を出したということで、どうせ半端なものじゃないの?と興味半分で聴いてみたのだけれども、いやはや驚きました。
先ずはその選曲。
全部で5曲なのですが、「ロマンティックあげるよ」は『ドラゴンボール』のエンディング、「乙女のポリシー」は『美少女戦士セーラームーンR』のエンディング、「BIN・KANルージュ」は『魔法の天使クリィミーマミ』の挿入歌、「残酷な天使のテーゼ」は『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニングですが、「青春」も『タッチ』のエンディングという具合に、普通ならカヴァーしそうもないエンディングテーマや挿入歌が主なんですな。
それに原曲を意識したのか(アレンジも原曲に比較的忠実)、5曲全部で歌い方を変えてます。うーん、こりゃバカにしたもんじゃないぞ。
おまけのDVDには「ロマンティックあげるよ」のPVが収録されていますが、そのカット割りや小道具など、実際の『ドラゴンボール』のエンディング映像をトレースしている箇所がかなりあり、その拘り振りには脱帽!こうなったら是非第二弾をリリースして下さい。

しかし、選曲が彼女らしいというか、アニメオタクらしい、通な選曲ですね。ちょっと聞いてみたいかも(笑)
まぁ実際それぐらい歳月は流れているんですがね。
『ガラット』だってもう23年も前の作品だし・・・。
チラっとしか観てないんですけど、確かその後でNTVの年末時代劇『白虎隊』で沖田総司を演ってたと思うんですが、なかなか格好良かった記憶があります。
その後の病気のことを考えると、なんか意味深なキャスティングではありましたが。
で彼女の歌なんですけど、なかなか上手いんですよ、これが。
今はweb上で「ロマンティックあげるよ」のPVがあちらこちらにupされてますので、探して観て(聴いて)みて下さいな。