『ロッキー・ザ・ファイナル』(2006)
2007年 06月 03日
元世界チャンピオンとは言え還暦を迎えた老いたロッキーが、エキシビジョン・マッチとは言っても若き現役チャンプを相手に試合をするという設定には失笑させられたが(前作では頑なに現役復帰を断っていたのに)、いざ蓋を開けてみるとこれが大興奮。確かにお話の流れとしてはどうなのかな、という部分もあるのだが、御馴染み”Gonna Fly Now”に乗せてモンタージュによるトレーニング・シーンが始まると、観ているこちらも一気にヒートアップ! ファイトシーンはひたすら手に汗握りながら観戦した。
そして亡き妻エイドリアンへの変わらぬ想い、偉大なる父に反発していた息子との和解、シングルマザーのマリーとその息子への友情とも愛情ともつかぬ微妙な感情等々にはホロリとさせられた。こういった作品に感情移入するようになったということは、自分自身も既に若くはないということなのかも知れないが・・・。
シリーズ開始から30年ということもあって、全作に出演しているのはスタローン以外には義兄ポーリー役のバート・ヤングと、トレーナーのデュークを演じたトニー・バートンだけ。初期からのキャラクターは、師であるミッキーは『3』で亡くなり(演じていたバージェス・メレディスは、『5』では回想シーンのための新撮があった)、宿敵から親友となったアポロも『4』でリング上で斃れてしまっているが、本作ではとうとう愛妻エイドリアンも死去しているという設定でタリア・シャイアは撮影に参加せず。過去のフッテージが回想シーンで度々使われているだけなのが寂しい。少しでも新撮シーンがあればと思ったのだが、実は出演を熱望していたタリア・シャイアに対してスタローンがそれを拒否、一時は二人の間に険悪なムードも流れたのだとか。素直に登場させれば良かったのに・・・。
そういえば以前、20年ほど前のことだったかと思うが、スタローンはロッキーが大統領になるというストーリーを構想中とかコメントしていたことがあったはず。結局実現した『ロッキー5』はもっと地味な作品になったが、恐ろしいこと(?)に、ロッキー大統領が誘拐されそれをランボーが救出に行くという更なる続編企画も口にしていた。本気だったのかジョークだったのかはわからないが、もし実現していたら喜んで観に行っていたであろう自分がいるのは事実である。
『ロッキー』シリーズは今度こそ完結となる見込みだが、スタローンは現在、もう一つの当たり役ランボーを復活させた『ランボー4』の製作中。まさかその後に両シリーズが合体するようなことは・・・ないだろうな、やっぱり。
正直、今更感200%な作品だなぁ~なんて思っていたのですが、やっぱりあのテーマ曲を聴くと否応なしにテンションが上がりますよね!
ツッコミどころはありましたけど、まぁ良い最終章に仕上がってたと思いました(^^ゞ
てか、これを観て『ランボー4』がますます不安に・・・
ではでは~、これからもよろしくお願いします♪
やっぱりこのシリーズ、テーマ曲がかかって特訓シーンが始まると条件反射的に「来た来た来た~!」という感じになってしまいますね。
他のシーンや全体のストーリー、全て許せる心境というか(苦笑)。
『ランボー4』は音楽がちょっと気になります。
ジェリー・ゴールドスミス亡き今、ガラっと変ってしまうのかなぁ?
合体したの、見たいです!!





