『クラシックで世界一周』 青島広志
2007年 07月 07日
その世界一周の旅はロシアから始まり、チャイコフスキー、ボロディン、ムソルグスキー、リムスキー=コルサコフ、ラフマニノフらが取り上げられています。
続いて東欧へ移り、スメタナ、ドヴォルザーク、ヤナーチェク、コダーイ、バルトークら、そして北欧ではグリーグにシベリウス、フランス・スペインではドビュッシー、サン=サーンス、ビゼー、フォーレ、ラヴェル、ファリア、ロドリーゴ、さらにイギリス・アメリカではエルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、フォスター、ガーシュインが・・・という具合。
逆にバッハやモーツァルト、ベートーヴェン、ヴィヴァルディ、シューベルト、ブラームス、ヴェルディ、プッチーニらが章立てされて紹介されていないのが珍しいところですが、これは前書きにもある通り「クラシック音楽の作曲家は、みんなドイツやオーストリア、イタリア生まれじゃありませんよ」という著者の主張に基づくものだからでしょう(勿論、彼らを抜きにしてクラシック音楽は語れませんが)。