『野球神よ、大リーグ球場に集え』 宇佐見陽
2007年 08月 20日
大リーグ観戦の経験がないもので、日米の野球場の違いなど意識したこともなかったのだけれども、この本を読むと、なるほどアメリカの球場には日本の球場にはない魅力がありそうだ、という気になってくる。野球ファンの端くれとしては、一度は本場の洗礼を受けるべきなのかも。
ファンを大事にする姿勢は、日本の球団関係者も是非見習って欲しい。昨今の野球人気の低迷の責任の一端が、自分達にあるのだと自覚している関係者がどれくらいいるのだろうか。
アメリカに駐在していた著者が訪れたメジャーリーグベースボールの球場についての魅力が書かれた本。著者は全30球団の本拠地(旧球場も含めて47か所)を訪問しているだけのことはありかなり詳しい。前半は各球場の名物や特徴の紹介をしており、メジャーリーグの雑学知識を身につけたい人には超お薦め。私はメジャーの球場はセーフコフィールド(シアトル)とドジャースタジアム(ロス)にしか行ったことがないが、この本を読んでほかの球場にもいってみたいと思った。アメリカの球場に対して、左右非対称の形状が多い点と、90%が天然芝で...... more
私もアメリカに行ったとき、見に行けばよかったと思っています・・・(今更ながら後悔。)
人工芝じゃなくて、天然芝ばかりというのもよいな~と思ってしまいます。
見栄えもそうですが・・・選手の足にもよさそうだと思うのですが・・・管理が大変だからなんでしょうかね?(^^;
最近は天然芝も随分と改良され、水捌けも良くなっているようですね。
それが大リーグで天然芝球場が増えている理由でもあるようです。
日本だと天候を気にして、尚且つ多目的利用を当て込んでドーム型が増えているのですが、難しいところではありますな。
基本は天然芝で、雨天の時だけ天井を閉める、というような施設は出来ないものですかね。
大リーグ球場もさることながら、国内球場も色々と巡ってみたいです。
現存球場で行ったことがあるのは、東京ドーム、神宮球場、西武ドームだけなので、せめて福岡ドームと千葉マリンスタジアムくらいは・・・。