『ドラゴンの秘宝/ジークフリートの冒険』(2005)
ちなみにブリュンヒルデは出てきません!

そんなある日、偶然クリームヒルト姫に出会って恋に落ち彼女に再会するためにお城を目指すのだが、厄介払いが出来たとばかりに村中総出で彼を見送る。結局ジークフリートに同行したのは、自称”友人”の子豚のみ。
お城に着いたものの、王女にはコケにされ、グンター王にはバカにされ、ハーゲン卿には邪魔者扱いされ、体よく追い払われてラインの指環を手に入れるための冒険にと借り出される。人の善い彼は全く疑うことを知らないが、実はその指環は恐るべきドラゴンが住まう洞窟にあるのだった・・・。
子豚をお供に冒険の旅へ――ということから、なんかジークフリートというよりも桃太郎のお話を観てるような気分にもさせられる。ギャグもドギツイものじゃなく、ハラハラドキドキもないのでホントにおとぎ話のような長閑さが漂う。伝承とは違ってハッピーエンドだし、最初からわかって観てる分には、それなりに楽しめるんじゃなかろうか。個人的にはあんまり好みじゃないのだけれども、こういうヴァージョンがあっても良いよね、というところ。
それにしても、無名の役者さんばかりというのはちと寂しい。あちらじゃ有名な人たちなんだろうか?

制作年:2005年 / 制作国:ドイツ / 上映メディア:劇場未公開 上映時間:97分 / 配給:トランスフォーマー / 監督:スヴェン・ウンターヴァルト・ジュニア 主演:トム・ゲアハルド / ドルカス・キーファー / フォルカ・ヴィトス −あらすじ− 人並み外れたパワーを持つジークフリートは人々から厄介者扱いさ れていた。ある日、一目惚れした王女に再会するため城を目指して 旅立つが、竜が隠した秘宝の話を聞き…。 −感想− ドイツのファンタジーコメディ・・・パッケ...... more