【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『交響詩「ウルトラマン」「ウルトラセブン」』

幻の名盤と言われていたアルバムの復刻である。
コロムビアから発売された『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』が1977年の12月。これがヒットして、翌年は『交響組曲宇宙海賊キャプテンハーロック』だとか『組曲銀河鉄道999』だとか続々とリリースされているけれど、それに対抗してキングレコードがリリースしたのがコレ。1979年春のことだ。
ちょっとジャンルが違ってる気もしないではないけど、『機動戦士ガンダム』の放送が始まってマニアに注目され、『交響詩ガンダム』が出来上がるのはまだ先の話だから仕方ない。

e0033570_23205861.jpgともあれ、多分発売日にレコードを購入しているし、後にCD化された時にも買いなおして何度も繰り返して聴いているが、いつの間にかCDが行方不明。大変残念な思いをしていたところ、今回再発売の朗報が届いた。
因みに僕が良く行くHMVでは、サントラやアニメCDのコーナーには一枚も置いておらず、クラシック・コーナーの店頭に堂々と並べられ、しかも店内演奏までされていた。そういえばタワーレコードでも発売告知がクラシック・コーナーでなされていたっけ。クラシック、現代音楽という認識なんだろうか。

『交響詩ウルトラマン』の作・編曲は昨年物故された宮内國郎
東宝映画『ガス人間第一号』の音楽を担当して円谷と縁が出来、『ウルトラQ』、『ウルトラマン』を担当というからウルトラ音楽の元祖。他にも『恐竜戦隊コセイドン』や『ザ・ウルトラマン』も手掛け、他社作品では『宇宙猿人ゴリ(→宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン→スペクトルマン)』も御馴染み。作品中に使われた主題歌やBGMを、独立した演奏会用組曲に仕上げた印象がある。

『交響詩ウルトラセブン』の作・編曲は冬木透
『セブン』以降、『帰ってきたウルトラマン』、『ウルトラマンA』、『ウルトラマンレオ』、『ザ・ウルトラマン』、『ウルトラマン80』、『ウルトラマンネオス』、『ウルトラマンコスモス』を担当。『ミラーマン』、『ファイヤーマン』も手掛けているのでウルトラ音楽のみならず、円谷音楽の顔的存在。
アニメファンならば『太陽の牙ダグラム』や『機甲界ガリアン』が有名か。こちらは主題歌やBGMをストレートにシンフォニー化し、全編通して一つの物語、叙事詩としているかのようだ。

なお『交響詩ウルトラマン』は『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン』の、『セブン』は『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』の、それぞれサントラ盤扱いになっていて、劇中でもちょこっと聴くことが出来る。

アルバムは『交響詩ウルトラマン』と『交響詩ウルトラセブン』とのカップリングだが、これは元々のLPがそうなっていて、A面が『ウルトラマン』でB面が『セブン』。独立した単品だと商売にならないと判断したのか、それとも両作品の密度を高めようとしたのか。まぁ後者だと思いたいが・・・。
演奏は東京交響楽団、指揮は小松一彦。収録は何故か福生市民会館大ホールというところで行われている。
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by odin2099 | 2007-08-28 23:22 | 音楽 | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from 君らしく 僕らしく・・・.. at 2007-08-30 21:29
タイトル : 交響詩ウルトラマン・ウルトラセブン
 今から約30年前、俗にいうウルトラマン・フィーバー(雑誌や再放送等による再評価)時にキングレコードよりLPとしてリリースされた名盤の復刻版。{%cd%} ... more
Commented by しゅう at 2007-08-30 21:36 x
 TBさせてもらいました。
 私も聴きたくて長い間探していたアルバムでしたので、再発は嬉しかったです。 
Commented by odin2099 at 2007-08-30 22:08
今晩は、お久しぶりです。
昔はあまりお気に入りのアルバムという訳でもなかったのですが(苦笑)、聴けなくなると無性に恋しくなりました。
十ン年ぶりに聴いたんじゃないかと思いますが、胸のつかえが下りた感じです。

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