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『タイムライン』(2003)

『タイムライン』(2003)_e0033570_19282214.jpg量子テクノロジーを駆使して開発された時空間転送装置によって、百年戦争真っ只中の14世紀のフランスへ運ばれてしまった考古学者たちの大冒険譚。
如何にもテクノロジー派クライトンらしい作品の、『13ウォーリアーズ』以来となる映画化作品である。
監督は『オーメン』『スーパーマン』、『リーサル・ウェポン』などのヒットがある娯楽映画の巨匠リチャード・ドナー。
ただその内容は「タイムマシンが出てくるSF映画」というよりも、「ちょっと変わった中世歴史モノ」という方がより作品の雰囲気を伝えていると思う。




『タイムライン』(2003)_e0033570_19283590.jpg原作はハードカバー2冊分(現在は文庫本も出ている)ものヴォリュームがあり、これを2時間弱で映画にするとあって、キャラクターやシチュエーションはかなりコンパクトに、そして当然ながらストーリーも随分変更されているが、その改変ぶりも上手く行って面白い映画に仕上った。
殊に売れっ子が殆どいないノー・スター映画なので、一体どの人物がどうなってしまうのかというドキドキハラハラ感が効いている。
逆にこの作品以降、ポール・ウォーカージェラルド・バトラーらスターが誕生したことを考えると、キャスティング・ディレクターの目は確かだったということか。
ただそれ故、登場人物が多いので最初のうちは誰が誰やらわかりずらいという欠点もあるにはあるのだが。
Tracked from ピロEK脱オタ宣言!…た.. at 2007-09-17 22:00
タイトル : タイムライン…もうチョッと早く観ていれば良かったなぁ
今日8月14日{/kaeru_fine/}のスケジュールは、お昼は奥さんの実家でお盆の食事会。 夕方からは、子供二人と一緒に、美術館に行ってきました。 美術館はリバーウォーク北九州にある「北九州市美術館分館」というところ。開催されていたのは「小松崎茂展」。 (「この胸いっぱいの愛を」の記事のとき、ゆかりんさんのコメントで、ゆかりんさん地元の美術館外観が映ったって、ありましたが、美術館内部は「北九州市美術館〈本館の方〉」みたいです) 「小松崎茂」という方は、戦中ぐらいから児童雑誌のイラストとか、プラモデ...... more
Tracked from けろにあ・みだすのつぶやき at 2007-09-21 23:38
タイトル : 『タイムライン』
「ジュラシック・パーク」の原作者マイケル・クライトンの同名小説を『リーサル・ウェポン』シリーズのリチャード・ドナーの監督で映画化。 中世の遺跡を発掘していた若い考古学者たちが、未発掘の遺跡からとんでもないものを発見。それは、2日前に発掘のスポンサー企業...... more
Tracked from BLACK&WHITE at 2007-09-25 20:02
タイトル : タイムライン
【TIMELINE】2003年/アメリカ 監督:リチャード・ドナー   出演:ポール・ウォーカー、フランシス・オコナー、ジェラルド・バトラー 14世紀にタイムスリップしてしまった教授を助けようと その息子や教え子たちが過去の世界に飛んでいくというSFアクション映画...... more
Tracked from 三日月のしっぽ。 at 2007-09-28 17:01
タイトル : タイムライン 〜劇場&DVDにて〜
  タイムライン・・・評価 4   5→かなり面白いっ   4→面白いっ   3→ふつーかな   2→まぁまぁ   1→イマイチ ■STORY■ フランスのドルドーニュにある発掘現場で、14世紀の地層からク... more
Tracked from ひめの映画おぼえがき at 2007-12-03 18:12
タイトル : タイムライン
タイムライン 監督:リチャード・ドナー 出演:ポール・ウォーカー、フランシス・オコナー、ジェラルド・バトラー、ビリー・コノリー、イーサン・エンブリー、アンナ・フリエル... 「それは、14世紀からのSOS。」 【ストーリー】 フランス南西部のとある修闘..... more
Tracked from 日々のつぶやき at 2011-01-22 17:50
タイトル : 《タイムライン》
タイムライン [DVD]/ポール・ウォーカー,フランシス・オコナー ¥1,575 Amazon.co.jp 監督:リチャード・ドナー 出演:ポール・ウォーカー、ジェラルド・バトラー、フランシス・オコナー、ビリー・コノリー 「クリスはあまり父が教授として遺跡の発掘をしているチ... more
Commented by ジュン at 2007-09-25 20:07
この作品を観た頃私はほぼ全員出演者を知らなかったので
誰が誰なのか、どの人物中心の話なのかついていくのがやっとという感じでした。
今になって、ポール・ウォーカーもいる!ジェラルド・バトラーもいる!と
こちらの記事を読んでちょっとした興奮を味わっています。
Commented by odin2099 at 2007-09-25 22:22
自分も、ポール・ウォーカー、フランシス・オコナー、ジェラルド・バトラー、ビリー・コノリー・・・と並べられても「誰だ、それ?」状態でした(苦笑)。
むしろデヴィッド・シューリスとかランベール・ウィルソンの方が馴染みがあったりして。

それにしてもジェラルド・バトラーは、この後一気に来ましたねぇ。
この作品の時点で今日あるのを予想出来た人は少ないでしょうね。
Commented by チャラノリ at 2007-09-29 10:08
こんにちは。TBありがとうございます。
私は、ポール目当てで観に行き、何人か知っている役者さんがいたので、ある程度誰が生き残るかわかってしまい、odin2099さんのようにドキドキハラハラ感が味わえなかったのは残念でした~。
Commented by odin2099 at 2007-09-29 10:45
チャラノリさん、いらっしゃいませ。
こちらこそ有難うございました。

実際は先に原作を読んでいたので、誰がどうなるかはわかって観てはいたんですが、ただ映画化の際に色々と変えられてしまうことは良くある話なので、さてどうなるのかなぁと思っていました。
小説を読んでるだけじゃわからない部分もありますが、その点映画は有り難いなぁと改めて感じたりもしましたし。
by odin2099 | 2007-09-17 19:32 |  映画感想<タ行> | Trackback(6) | Comments(4)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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