『タイムライン』(2003)
2007年 09月 17日
量子テクノロジーを駆使して開発された時空間転送装置によって、百年戦争真っ只中の14世紀のフランスへ運ばれてしまった考古学者たちの大冒険譚。如何にもテクノロジー派クライトンらしい作品の、『13ウォーリアーズ』以来となる映画化作品である。
監督は『オーメン』、『スーパーマン』、『リーサル・ウェポン』などのヒットがある娯楽映画の巨匠リチャード・ドナー。
ただその内容は「タイムマシンが出てくるSF映画」というよりも、「ちょっと変わった中世歴史モノ」という方がより作品の雰囲気を伝えていると思う。
原作はハードカバー2冊分(現在は文庫本も出ている)ものヴォリュームがあり、これを2時間弱で映画にするとあって、キャラクターやシチュエーションはかなりコンパクトに、そして当然ながらストーリーも随分変更されているが、その改変ぶりも上手く行って面白い映画に仕上った。殊に売れっ子が殆どいないノー・スター映画なので、一体どの人物がどうなってしまうのかというドキドキハラハラ感が効いている。
逆にこの作品以降、ポール・ウォーカーやジェラルド・バトラーらスターが誕生したことを考えると、キャスティング・ディレクターの目は確かだったということか。
ただそれ故、登場人物が多いので最初のうちは誰が誰やらわかりずらいという欠点もあるにはあるのだが。
誰が誰なのか、どの人物中心の話なのかついていくのがやっとという感じでした。
今になって、ポール・ウォーカーもいる!ジェラルド・バトラーもいる!と
こちらの記事を読んでちょっとした興奮を味わっています。
むしろデヴィッド・シューリスとかランベール・ウィルソンの方が馴染みがあったりして。
それにしてもジェラルド・バトラーは、この後一気に来ましたねぇ。
この作品の時点で今日あるのを予想出来た人は少ないでしょうね。
私は、ポール目当てで観に行き、何人か知っている役者さんがいたので、ある程度誰が生き残るかわかってしまい、odin2099さんのようにドキドキハラハラ感が味わえなかったのは残念でした~。
こちらこそ有難うございました。
実際は先に原作を読んでいたので、誰がどうなるかはわかって観てはいたんですが、ただ映画化の際に色々と変えられてしまうことは良くある話なので、さてどうなるのかなぁと思っていました。
小説を読んでるだけじゃわからない部分もありますが、その点映画は有り難いなぁと改めて感じたりもしましたし。





