今日のニュースから――
2007年 10月 14日
◎女性は、自身が開設したブログで男性と知り合った。
◎男性は「部屋が空いているので遊びに来ないか」と誘った。
◎女性は書置きを残して外出。
◎数日間、男性と女性は一緒に過ごした。
◎女性は両親に宛て、「元気にしている」とメールを送った。
実際のところどうだったのかはこれだけじゃわからないけれど、「良くあること」とは思わないものの、そんなに珍しいこととも思えない。
女性が暴行を受けたり、危害を加えられたということでもないようだ。
ところが男性は「誘拐」の容疑で逮捕されてしまった。
というのは男性が20歳で、女性が小学校6年生だったからなのだが、これだけで「犯罪」になってしまうものなのかねぇ。
仮に男性と女性のそれぞれの年齢に、10歳ずつプラスしていたら問題にはならなかっただろう。
まぁ「小6の女の子を20歳の男が誘い出す」という部分に異常性を感じ取ったのだろうけれど、何となく解せない。
監禁されていたわけでもなく、納得して付いて行ったと思しき女の子には何の問題もないのだろうか???
今の小学生の女の子って私たちが思っているよりずっと大人ですよ。見た目だって軽く高校生くらいに見えちゃう子もいるし。ただ、「未成年者誘拐」という犯罪が成り立ってしまうことを考えると、(一応成人の)男性としてはちょっと軽はずみ過ぎたかなぁ~とは思います。20歳やそこらの男性がそこまで考えて行動していたかは疑問ですけど。(^^;
ただ、いろんな報道を見る限り、女の子は「家に帰りたくない」「彼は悪くない」と男性を庇う発言を繰り返していた様子でして、それだけに「連れ去った」とか「連れ込んだ」という無責任な表現で煽り立てる報道側もなんだかな、、、という気持ちもあります。

こういう時っていつも一方的に「男の側が悪い!」という論調が多いので閉口してます。
確かに監禁したり暴力を振るったりと言い訳できないケースもありますけど、中には女の子の側もわかっていて付いて行ったとしか思えないこともありますしね。
警察関係、報道関係等々の倫理観はかなり古いと言わざるを得ません。
しかしこれで「誘拐」と言われてしまった日には、うっかり街で困ってる女の子に声も掛けられないね。
まぁそんなシチュエーションに出会うことはまずないだろうけれど(苦笑)。
もしかするとこれは稀に見る「純愛」なのかなぁと、そんな気もしてくるから不思議です。
これ男性が、もし従兄弟だとか近所のお兄さんだとか、彼女の親が知っている相手だったらここまで大事にはならなかったかも知れないですね。
見ず知らずの相手だからこそ、余計逆鱗に触れたのかも。