『考古学の教室/ゼロからわかるQ&A65』 菊池徹夫
2007年 10月 19日

「何故そこに遺跡があるとわかるの?」
「発掘って誰でも出来るの?」
「古さや年代はどうやってわかるの?」
こういった素朴な疑問に答えてくれる一冊です。
しかしそれよりも恥ずかしながら今回初めて知ったのは「考古学とは、人類史、人間の文化を研究対象にする学問」だということ!?
し、知らなかった・・・!
確かに国語辞典を引くと「遺跡・遺物にもとづいて、大昔の人類の生活・文化などを研究する学問」とありますな。てっきり恐竜さんの化石を発掘するのも「考古学」なんだと思ってた・・・・・・。
それにしてもQ&Aの数が「65」とは随分中途半端な気がしますね。なんで「50」とか「100」とか「99」とかじゃないんでしょうか?

化石を発掘して、現生生物との比較をするんですが、
究極の研究目的は「生命はどこからきたのか」なんですよね。
生物の各研究分野は、全てそこにつながるんですねぇ。
こーゆー話題になるとでしゃばってしまうF20!でした。

末端雑用係(?)ですが一応、そういう所で働いたこともあるんで、懐かしいです。
昔の人の知恵や技術に感心することもしばしばありました・・・。
はまる人ははまってしまう面白い世界です。
サンキューです。
「考古学」ってもっと広いジャンルを指す言葉なのかと思ってました。
確かに恐竜を研究している人は「古生物学者」と呼ばれますよね。
遺跡を掘り返すのと、恐竜なんかの化石を発掘するのとは自ずと別ジャンルなんですねぇ・・・。

自分も興味のある事柄って、学校以外から学んだケースの方が多いと思うし(爆)。